AKB48 Team TP
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AKB48 Team TP(エーケービーフォーティーエイト チームティーピー)は、台北市を中心に活動する台湾(中華民国)の女性アイドルグループ。AKB48を構成するチームではなく、公式姉妹グループ(AKB48グループ)のひとつである[1]。2018年7月まではTPE48(ティーピーイー フォーティーエイト)として活動していた[2]。
- 1 AKB48 Team TPとは
- 2 AKB48 Team TPの概要
TPE48
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「AKB48 Team TP」の記事における「TPE48」の解説
結成発表 2011年10月1日、AKB48のオフィシャルブログでグループの結成が発表された。AKB48は同年6月に営業を開始した台湾のオフィシャルショップが盛況になるなど台湾での人気が高まっており、デイリースポーツは当時こうした人気が台湾でのグループ結成の背景にあると言及した。 当初の計画ではメンバー選考の詳細を2012年1月に発表、また台北市内に専用劇場の建設を予定し、AKB48の運営会社・AKSは2012年夏に劇場での公演を開始できるよう準備していくと説明していた。 2012年9月にオーディションが行われる予定だったが、同年後半に延期とされて以降、メンバーオーディションを含めて具体的な活動は行われなかった。 再開 2014年12月7日にHKT48が台湾コンサートを行った際にAKB48の台湾人メンバーオーディションを行うことが発表された。オーディションで17人が“仮研究生”として採用された。このため、東京スポーツでは「TPE48発足に向けての布石か」と報じた。その後台湾内でレッスンなどを重ねた上でのセレクション審査を経て、馬嘉伶がチームBに「台湾留学生」として配属されることになった。その他のメンバーは引き続き台湾に残り「AKB48台湾研究生」と呼ばれる。 2016年3月26日、横浜スタジアムで行われた『祝 高橋みなみ卒業“148.5cmの見た夢”in 横浜スタジアム』1日目の「AKB48 単独コンサート」において、フィリピンのマニラに拠点を置くMNL48、タイのバンコクに拠点を置くBNK48と共に、新グループを結成することが改めて発表された。公式サイトでは、グループカラーについて特産のマンゴーを基調としたグラデーションを採用したとしている。この時点で在籍する9人の「AKB48台湾研究生」については、最終オーディションからの参加資格が与えられる。 2017年7月9日に台北で行われたAKB48ファンミーティングの席上で、当初発表から6年近く経過した9月1日にオーディションを開始することが発表された。この時点で在籍する6人の「AKB48台湾研究生」は最終審査からの参加となるが、不合格でも「TPE48研究生」になれることも発表された。また9月1日に台北で行われたオーディション募集開始の告知イベントにおいて、AKB48の阿部マリアが移籍加入することを発表した。 2017年11月上旬迄に2次審査が行われ、「台湾研究生」を含む148人が3次審査に進んだ。3次審査は、合格者の半数をファンによる投票の結果を基に選び、従来の選考方式により残り半数の合格者を決めるという方式が取られ、2018年1月19日にファン投票と従来選考それぞれ36人ずつ、計72人に絞り込まれ、同年2月4日に行われた最終審査の結果、45人が合格し、その内38人が1期生としてお披露目された。3月10日に実施された『AKB48グループ センター試験』および「梯批壹村(TPE村)」の始動に伴い、活動を開始した。5月から6月にかけて開催された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』にはメンバー5名が立候補した。 運営会社との契約解消 2018年5月に開催予定であったファンミーティングは無期限延期となり、夏に予定されていたCDデビューの見通しも立たず、イベントへの出演が中止になるなど活動は難航し、運営状況の悪化やトラブルの発生について現地メディアで度々取り上げられるようになり、公式サイトも閉鎖されるまでに至った。2018年7月30日にTPE48はAKSより運営会社との合弁およびライセンス契約が解消されたことが発表された。
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