Suite for Pianoとは? わかりやすく解説

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デロ・ジョイオ:ピアノのための組曲

英語表記/番号出版情報
デロ・ジョイオピアノのための組曲Suite for Piano作曲年1940年 

山本 雅一:組曲「ピアノのために」

英語表記/番号出版情報
山本 雅一組曲ピアノのためにSuite "For Piano"作曲年1998年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 プレリュード prelude2分30秒 No Image
2 ドリーミネス Dreaminess3分30秒 No Image
3 シルエット Silhouette3分30秒 No Image

作品解説

執筆者: 山本 雅一

この組曲3つの小品からなっているが、1曲目と2曲目モチーフが3曲目の中で回想される様に全体として一貫性持っている。もちろん、それぞれ単体としても演奏可能である。
1.Prelude2部構成であり、後半前半省略形と言える内容いくぶん断片的であるが「雨」イメージが曲を一貫して支配している。それは恵み与えてくれるであり、様々な生き物達に命を与えてくれることに感謝をする、といった敬虔さ込めるものである第28回ピティナ・ピアノコンペティション新曲課題曲受賞作品2004年度のE級課題曲として採用され株式会社東音企画より2004年2月出版された。
2.Dreaminess/2部構成であり、前半ワルツ風の伴奏素朴なメロディーAABA構成の上歌われていく。後半はやや不安げな楽想で2拍3連風のリズムダイナミクス急激な変化伴いながらクライマックスへと向かう。頂点に達する下降型の音型によってゆっくりと減衰始め、最低音域で消え去りそうな音量に至る頃に冒頭主題模した鐘の音鳴り冒頭部分断片的に回想しながら空虚な印象漂わせて曲は幕を閉じる。
3.Silhouette/曲は付点リズム中心とした半音階的主題によるフガートで始まる。間もなく頂点作るがすぐに収縮し静かに推移していきMeno mossoで第2曲目(Dreaminess)の主題回想しがら落ち着いた雰囲気見せるが沈黙を破るようにAnimato突入する。ここでは冒頭主題カノン風に展開されたり、16分音符による技巧的楽句と共に急速な盛り上がり見せ第1曲目Prelude)の主題分厚い和音により高らかに2度歌い上げられる。徐々に沈静するが、低音からわき上がるような急速な分散和音と共に冒頭主題ゆっくりと回想し分散和音走り抜けるように上昇して幕切れとなる。




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