SOHC・マルチバルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 20:30 UTC 版)
「三菱・6G7型エンジン」の記事における「SOHC・マルチバルブ」の解説
1996年、オーストラリアにて三菱・マグナのエンジンとしてデビューし、日本には1997年にディアマンテワゴンと共に登場した仕様。1995年の6G73 SOHCエンジンをベースに、オーストラリア三菱主導で開発されたこのエンジンは、SOHCながらも二又のローラーロッカーアームで1気筒辺り4本のバルブを駆動、通常のMPI仕様が最大200 PS、北米販売モデルの「Mitsubishi Variable Induction Management」(MVIM) 仕様は210 PSを発揮する。国内では2代目パジェロ後期型から従来のSOHC12バルブエンジンに代わり、このエンジンが搭載されるようになった。 エンジン形式 V型6気筒 SOHC 24バルブ (吸気2、排気2) 圧縮比 9.0:1 (豪三菱仕様) 燃料装置 ECI-MULTI (豪三菱仕様) / MFI / MFI&MVIM 最大出力 200 PS (150 kW) / 5,500 rpm (豪三菱仕様) 210 hp (160 kW) / 5,500 rpm (MVIM仕様) 180 PS (130 kW) / 5,500 rpm (パジェロ用) 185 PS (136 kW) / 5,500 rpm (スペースギア用) 最大トルク 28.0 kg⋅m (275 N⋅m; 203 lb⋅ft) / 4,500 rpm (豪三菱仕様) 278 N⋅m (205 lbf⋅ft) / 4,000 rpm (MVIM仕様) 27.0 kg⋅m (265 N⋅m; 195 lb⋅ft) / 4,000 rpm (パジェロ用) 27.0 kg⋅m (265 N⋅m; 195 lb⋅ft) / 4,500 rpm (スペースギア用)
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