RC回路とは? わかりやすく解説

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RC回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 09:02 UTC 版)

RC回路: RC circuit)は、抵抗器コンデンサで構成され、電圧または電流で駆動される電気回路RCフィルタRCネットワークとも。1つの抵抗器と1つのコンデンサから構成される一次RC回路は、最も単純なRC回路の例である。




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RC回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 19:16 UTC 版)

積分回路」の記事における「RC回路」の解説

電気回路中を流れ電流というのは、実は荷電粒子電子など)の移動によって現れる電荷流れである。導体電流iがt=0からt秒間渡って流れたとき、 流れ込んで導体通過した電荷総量Qは q = ∫ 0 t i d t {\displaystyle q=\int _{0}^{t}idt} で与えられる導体の間に誘電体挟んだ場合(つまり、コンデンサ場合)、 誘電体中には移動できる自由電子が無いため、 流れ込んだ電流誘電体境界面で帯電する。 q = ∫ 0 t i d t + Q 0 {\displaystyle q=\int _{0}^{t}idt+Q_{0}} Q 0 {\displaystyle Q_{0}} はt=0で既に誘電体帯びていた電荷である。 静電誘導によって反対側の境界面にも逆の極性電荷帯電するので、 誘電体挟んで電位差vが生じる。複雑な形状をしていなければ、vはqに比例する比例定数をCとすると、 v = q C = 1 C ∫ 0 t i d t {\displaystyle v={\frac {q}{C}}={\frac {1}{C}}\int _{0}^{t}idt} である。 ここで、図のようなRC直列回路考えて交流電圧Vを印加する。 初期状態におけるコンデンサCの電荷 Q 0 = 0 {\displaystyle Q_{0}=0} とすると、 t=0では、オームの法則に従って I 0 = V i n / R {\displaystyle I_{0}=V_{in}/R} が流れる。 これが、 コンデンサ流れ込んでコンデンサ電荷qが蓄えられると、 コンデンサ逆起電力生じるので、Vの抵抗Rへの分圧低下し回路流れ電流小さくなる。 しかし、印加した交流電気周波数fが十分に大きいならば、 この交流に対してCは短絡とみなせるので、 回路流れ電流Iは常に I = V i n / R {\displaystyle I=V_{in}/R} で与えられる。 従って、このときに限りV C = 1 C ∫ 0 t I d t = 1 R C ∫ 0 t V i n d t {\displaystyle V_{C}={\frac {1}{C}}\int _{0}^{t}Idt={\frac {1}{RC}}\int _{0}^{t}V_{in}dt} である。つまり、RC回路の両端には入力Vの積分波形をした電圧現れる

※この「RC回路」の解説は、「積分回路」の解説の一部です。
「RC回路」を含む「積分回路」の記事については、「積分回路」の概要を参照ください。

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