キアシナガバチ
和名:キアシナガバチ |
学名:Polistes rothneyi |
ハチ目,スズメバチ科 |
分布:北海道(渡島半島以南),本州・佐渡・四国・九州・対馬・屋久島・奄美・沖縄 |
写真(上):キアシナガ成虫(左雌,右雄) |
写真(下):キアシナガ巣 |
説明 体長は約21〜26mm。体色は黒色で鮮黄色の斑紋がある。近似種のセグロアシナガバチとともに日本で最も大きなアシナガバチである。セグロアシナガバチとよく混同されるが,本種の前伸腹節には黄色の二縦線があるので区別できる(ただし,この形質は沖縄では使えない)。オスは触角の先端が太いことで容易に区別できる。樹木の枝や人家の軒先に営巣する。セグロアシナガバチは平地に多いのに対して,本種は低山地に多い傾向がある。働きバチ数は最大でも約50匹である。日本産アシナガバチ類のなかでは最も攻撃性および毒性が強い。 |
- Polistes rothneyiのページへのリンク