PJ-MS86JP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:26 UTC 版)
「三菱ふそう・エアロエース」の記事における「PJ-MS86JP」の解説
エアロバス エアポートライナーPJ-MS86JP ことでんバス 2005年、平成16年新短期排出ガス規制に適合させマイナーチェンジ。エンジン搭載の関係でホイールベースが更に短縮されて6,150mm→6,000mmになり、リアオーバーハングが延長となった。それまでは2種類の車体長を持つモデルが設定されていたが、この代で12m級のPJ-MS86JP型に一本化され、11.2m級モデルや前輪車軸懸架の設定はなくなった。また、スタンダードデッカの設定もなくなった。一方で、従来は特注仕様だった直結エアコン・大容量床下トランク装備モデルがエアロバスに標準設定された(エアポートライナー仕様)。 エンジンは初代エアロバス以来のV型8気筒から、直列6気筒・インタークーラーターボ搭載のタイプに変更され、6M70(T2) 型 (350PS) と6M70(T4) 型 (420PS) の2機種に整理された。出力では旧来のV型8気筒に比べわずかに劣るものの、低回転域のトルクの向上で総合的にはドライバビリティーは向上しており、燃費も約15%向上し、静粛性も格段に向上した。 また、車体関連では平成18年灯火器保安基準適合のため後部灯火機器の配置変更やサイドリフレクター(反射板)の追加が行われ、制動灯が従来の位置とリアバンパーの間に設置された。なおこのモデルから、西日本車体工業へのシャーシ供給は取りやめとなったほか、ミッションもフィンガーコントロール式のみとなり、ロッド式は廃止された。 このモデルはライバル車の日野・セレガ/いすゞ・ガーラがフルモデルチェンジしたことや、リコール隠し問題の影響もあり、販売台数が以前よりも減少している。 エアロバス(ハイデッカー) 東洋観光 折戸斜里バス ハイウェイライナー宮城交通 ハイウェイライナー折戸 車間センサー搭載ジェイアールバス東北 エアポートライナー広島バス エアロクィーン(スーパーハイデッカー) エアロクィーンI網走バス エアロクィーンIハイウェイライナー北陸鉄道 エアロクィーンIハイウェイライナー相鉄バス エアロクィーンIハイウェイライナー車間センサー搭載北海道北見バス エアロクィーンII徳島バス
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