PC-9800シリーズの終焉とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > PC-9800シリーズの終焉の意味・解説 

PC-9800シリーズの終焉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 01:24 UTC 版)

PC-9800シリーズ」の記事における「PC-9800シリーズの終焉」の解説

詳細は「PC-9821シリーズ」を参照 1997年NEC主力パソコンPC98-NXシリーズ移ったものの、多く制御機器等ではPC-98依然使用されており、これらの資産PC/AT互換機等に移行するにはユーザー側に莫大なコスト増を強いるため、CバスMS-DOSなどの資産継承する必要に迫られた(建設用の計算ソフトなでも、開発経費節減のためPC-98抱き合わせ販売されていた)。このためその後一部機種継続販売していたが、2003年9月30日をもって受注終了2010年10月末にサポート終了となった最終モデルは「PC-9821Ra43」「PC-9821Nr300」。FC-9800シリーズ2004年1月販売終了2010年1月保守終了した最終モデルは「FC-9821Ka model 1/2」。 PC-98受注終了後は、前述通りサードパーティによるPC-98互換機(ロムウィン社98BASEシリーズ、エルミック・ウェスコム社(後の図研エルミック社)iNHERITORシリーズなど)の製造・販売長く続けられたが、後者2006年末のインテルによる486プロセッサ製造終了に伴い2007年9月28日受注終了2008年9月30日出荷終了したその後PC/AT互換機用いてPCIカード実装Cバス拡張BOX接続してエミュレートする「iNHERITOR II」、PC一体型互換システム「iNHERITOR II-A」が販売されていたが、2016年7月生産終了している。 また、Cバスインタフェースのボード利用できるコントローラ付きバックプレーンや、同コントローラやPC/FC-9801シリーズ稼動するボードコンピュータも販売されていた。 FreeBSDでは、2011年2月リリースされた8.2-RELEASEまでPC-98対応していたが、9.0-RELEASE以降PC-98用のFreeBSDリリースされていない工場生産ライン鉄道などのインフラ管理分野では、前述事情から2020年現在でも現場でPC-98使用されているケース多くオークションサイトには数千件の出品があったり、専門修理業者存在するほどである。

※この「PC-9800シリーズの終焉」の解説は、「PC-9800シリーズ」の解説の一部です。
「PC-9800シリーズの終焉」を含む「PC-9800シリーズ」の記事については、「PC-9800シリーズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「PC-9800シリーズの終焉」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「PC-9800シリーズの終焉」の関連用語

PC-9800シリーズの終焉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



PC-9800シリーズの終焉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのPC-9800シリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS