NOLR-5とは? わかりやすく解説

NOLR-5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 03:22 UTC 版)

NOLR-5は、海上自衛隊電波探知装置(ESM)[1]。メーカーは日本電気[2]。また発展型のNOLR-6についても本項で述べる[1]


  1. ^ a b c d e f g h 小滝 2014.
  2. ^ a b c 宮田 2014.
  3. ^ 鈴木 2014.
  4. ^ 香田 2015, pp. 106–111.


「NOLR-5」の続きの解説一覧

NOLR-5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:41 UTC 版)

「NOLR-5」の記事における「NOLR-5」の解説

海上自衛隊は、第1次防衛力整備計画2年目にあたる昭和34年度でアメリカ海軍からAN/BLR-1電波探知装置入手したのち、これに相当する国産機としてNOLR-1開発いすず型(34DE)より装備化したものの、オペレータサイドからはAN/BLR-1のほうが好評だった。また昭和39年度からは改良型のNOLR-1Bが装備化されたが、同機では電子管や主要回路なども安定し部隊使用耐える信頼性実現して第3次防衛力整備計画末にあたる昭和45年計画艦まで搭載された。 その後1968年頃より、ちくご型(42DE)に搭載する電波探知装置機種選定作業提起された。NOLR-1Bでは、同調方式としてはAN/BLR-1と同様に機械式共振空洞Tuned Cavity方式用いていたが、これは重厚長大かつ精密な機械装置要することから、既に陳腐化していた。しかしその代わりとなる方式検討難航したことから、しばらくは在庫充当でAN/BLR-1が搭載されていた。 この検討経て開発されたのがNOLR-5であった当時半導体素子化の過渡期であったことから、YIGフィルタ同調素子採用して増幅器などは極力固体化されたが、高周波帯には進行波管使用せざるを得なかった。ただしこのように固体化図ったことや、信号処理表示などに積極的にデジタル技術適用して発光ダイオードなどで操作分かりやすくしたことから、オペレーターには好評であった同機昭和45年計画建造された「いわせ」「ちとせ」に初装備された。またちくご型では、後に第2マスト頂部方向探知アンテナ・ドーム1基を増設して、機能強化図った

※この「NOLR-5」の解説は、「NOLR-5」の解説の一部です。
「NOLR-5」を含む「NOLR-5」の記事については、「NOLR-5」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「NOLR-5」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NOLR-5」の関連用語

NOLR-5のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NOLR-5のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNOLR-5 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのNOLR-5 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS