NGC6611
名称:NGC6611(M16)
小分類:散開星団/散光星雲
属する銀河群:銀河系銀河
属する星座:へび座
散開星団は恒星の集まりである星団のうち比較的間隔の空いたもので、散光星雲、暗黒星雲を含む多くの星間物質が見られます。NGC6611(M16)は、散開星団と散光星雲が重なって見える代表的な天体です。M16の散光星雲は、ガスが高温度星の紫外光を受けて発光する電離領域(輝線星雲、発光星雲)に当たります。
1.見つけ方のポイントは?
へび座に属しているNGC6611(M16)は、見つけるときには、いて座のオメガ星雲M17のすぐ北を探すのが早道です。午後8時の東京での南中は、8月中旬です。
2.どのような特徴があるの?
散開星団と散光星雲が重なって見えます。星団、星雲とも、NGC6611(M16)という同名で呼ばれています。
4.地球からはどれくらい離れているの?
約5,500光年離れています。
※参考文献:河島信樹・監修/三品隆司ほか編「改訂版[図解]スペース・アトラス」PHP研究所、小平桂一ほか編「平凡社版天文の事典」平凡社、浅田英夫「MY DATA 図鑑星空フィールド日記」山と溪谷社、国立天文台・編「理科年表」丸善、高倉達雄・監修「現代天文学小事典」講談社
わし星雲
(NGC6611 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 06:56 UTC 版)
座標: 18h 18m 48s, −13° 48′ 00.4″ わし星雲[1](わしせいうん、M16、NGC 6611、IC 4703)は、へび座に位置する散開星団と散光星雲の複合した天体である。散開星団の背景に散光星雲が広がっており、メシエ天体としての番号M16は散開星団の方に付けられた番号である。散光星雲にはIC 4703という番号が付けられている[3]。
- ^ a b “M16”. メシエ天体ガイド. AstroArts. 2016年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M16. 2015年12月31日閲覧。
- ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2014年3月14日). “Messier Object 16”. SEDS. 2016年1月1日閲覧。
- ^ Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年1月2日). “Messier 16 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年1月1日閲覧。
- ^ “X線天文衛星チャンドラ、わし星雲の「創造の柱」を透視”. AstroArts (2007年2月20日). 2016年1月1日閲覧。
- NGC6611のページへのリンク