JAS法改正
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2000年7月、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律」(通称、改正JAS法)が成立(2001年4月1日施行)。内容としては食品の表示について次の改良点を含んでいた。 全ての飲食料品に品質表示を義務化。全ての生鮮食品に原産地表示を義務化。 有機食品の第三者認証制度の導入(第三者が認証したものしか「有機」と表示してはならないことになった)。 遺伝子組み換え食品の表示の義務化。2001年4月1日、改正JAS法施行。 JAS法改正されによって、すべての生鮮食品に原産地表示が義務づけられた後も偽装表示が後を絶たず、輸入肉を「鹿児島産」と表示するものや、輸入肉を8割も混入しているロースハムやベーコンを「国産」と表示するもの等々が後を絶たなかった。そのため、消費者は食品表示を信頼することができなくなったともいわれる。
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