GTMの構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 08:14 UTC 版)
GTMの外見は長い首や折れ曲がった関節、細く小さな胴体に対して巨大な手などで構成された異様なシルエットをしている。その最大の特徴はツインスイングと呼ばれる独特の駆動システム。2本1組の背骨と脊椎からなるフレームと装甲がそのまま骨格となるツインスイング関節によって全身が構成されている。肘や膝の関節がオフセットされているのは、スイングの移動距離を伸ばし、関節の可動領域を広げるため。 人間同様、GTMもフレームの歪みや動力部の不具合が腕部ツインスイングの不調や消耗といった、一見無関係な場所へのトラブルに繋がることもある。これらは場合によっては整備専門のベテラン技術者でさえ原因を把握できない。これを解決するには高レベルのスライダーやガーランドによる診断が必要となる。 なお、フレームには異なる複数のタイプがあり、フレーム・タイプによって異なる特性を持つ。 アウトメタ:炎の女皇帝が開発。全てのGTMの大元とも言える。主な採用GTMはシュッツィエン。 スミロ・フレーム:アウトメタをリバースエンジニアリングしたもの。開発にはカリギュラも協力している。現存する採用GTMはアマテラス家のモルフォ型のみとされている。 ライオン・フレーム:ブラウニー・ライドが設計・開発。スミロ・フレームを基にした大型で高出力・重装甲の堅牢なフレーム。主な採用GTMはホルダ31型ユーレイ、バーガ・ハリ。 ライオン・デトニクス・フレーム:機動力と運動性能向上を目的として、ライオン・フレームを切り詰めたフレーム。ルミラン・クロスビンが再設計。採用GTMはオスカードとダッカス・ザ・ブラックナイトの二騎のみ。 パンター・フレーム:星団暦2000~3000年代で最もポピュラーなフレームで80%ものGTMに採用されている。マウザーとキルス・レミントン伯爵の共同開発。ランニングコストがライオンフレームの半分以下と安く、中小規模の国家にも戦力拡大の途を拓いた。主な採用GTMはボルドックスX-9、カーバーゲン、ホウライ。 レオパルト・フレーム:フラム・アトワイト開発。主にグリット・ブリンガー、ハイファ・ブリンガー等A.K.Dの主力騎が採用。 プーマ・フレーム:ライオン・フレームをチータ並みに小型圧縮した最新フレーム。採用GTMはドージョージ型(ラミアス)。 ティーガー・フレーム:ストーイ・ワーナー(エルディアイ・ツバンツヒ)開発。変形機構を備える。主な採用GTMはMk2、Mk3リッタージェット(破烈の人形)、Mk3マッハシャルトマ。 チータ・フレーム:マール・クルップとルミラン・クロスビンが共同開発したフレーム。小型ながら骨太で四肢が長くライオン・フレームに匹敵する出力比を誇る。主な採用GTMはHL1、ジ・エンドレス。 ティティン・フレーム:アマテラスがZ.A.P用に開発した新規フレーム。採用GTMはファルトリム・ブリンガー、Z.A.P、帝騎マグナパレス。 ジャグワ・フレーム:マウザーがミラージュ入りしてから開発したフレーム。採用GTMはマイティシリーズ。 などが存在する。
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