Diospyros discolorとは? わかりやすく解説

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コクタン エボニー

学名:Diospyros discolor, Diospyros spp.
(カキ科)


果物カキのことは、よく知られていますが、コクタン呼ばれている木材が、カキ仲間からの木材ということはあまり知られていないでしょう事実コクタン取れ樹木を、結実期にみると、大分日本カキとは違いますが、それでも立派な大きなカキをつけていることがありますコクタンは、シタンコクタンタガヤサン知られる唐木代表的なもの一つです。今日では本コクタン呼ばれる真黒な木材をみることは、非常に少なくなり、あるとすれば小さな細工物になっているものが大部分でしょう。その真黒なものはD. ebenumのような樹種から採取されていますが、もうほとんど大木なくなってしまっているでしょう。もっともエボニーというのは真黒なものが本来的なものでしたが入手し難いことと、どちらかというと、縞がある方が、現在では好まれるので、かえってかって低質エボニー考えられていた桃色の地に黒色の縞があるD.discolorのような木材の方が装飾的な用途用いられているようですエボニーコクタン対する英語と考えよでしょう。この類の木材アフリカ熱帯アジアニューギニアなどに産します

木材
心材樹種により桃色黒色による縞状(D.discolor) 、真黒色(D.ebenum) などがあります辺材はほとんどが灰白色です。一般に木材は重硬で、気乾比重は1.09(D.discolor) 、1.05(D.ebenum) です。木理通直であるが、不規則なこともある。肌目は精で、光沢あります

用途
唐木細工彫刻、錠作、象嵌絃楽器部品ピアノの鍵、ブラシの柄、スライドベニヤ、家具などに用いられます。


けがき (毛柿)

Diospyros discolor

Diospyros discolor

Diospyros discolor

フィリピン原産です。山地生え、高さは10メートルほどになります長楕円形1025センチ長さがあり、表面には光沢あります。「カキノキ」に似た果実は、ジャコウ臭に似た強い香りがあり、褐色ビロード状の毛に被われてます。果肉生食に、種子焼いて食べられます。でもあんまり美味しくないそうです。また材はフィリピン黒檀呼ばれ木彫用に利用されます。
カキノキ科カキノキ属常緑高木で、学名は Diospyros discolor。英名は Velvet apple, Butter fruit, Mabolo
カキノキのほかの用語一覧
カキノキ:  山柿  枝垂れ柿  柿の木  次郎柿  毛柿  老鴉柿  豆柿

毛柿

読み方:ケガキ(kegaki)

カキノキ科常緑高木

学名 Diospyros discolor


ケガキ

(Diospyros discolor から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 15:32 UTC 版)

ケガキ(学名 : Diospyros discolor )とは、カキノキ科カキノキ属の常緑高木である。フィリピンのタカログ語ではカマゴン(Camagon)、マレーシアでは Buah mentega、Buah sakrat、インドネシアでは Bisbol、ベトナムでは Hong nhung、タイでは Maritバングラデシュでは、Bilati gab、中国では台湾柿、台湾では毛柿、同じく台湾のパイワン族言葉ではカマヤ、ヤミ族言葉ではカマヨと呼ばれている。




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