2013年の反韓デモ
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「日本のヘイトスピーチ」も参照 2013年になってから日本国内で激しい反韓デモが行われるようになっている。この年に都内で行われた反韓デモの件数は128件(2.8日に1回)で、2011年の46回(8日に1回)から大幅に増加した。韓国外交部関係者は「2010年以前は大使館周辺でのみデモがあり、頻度も低かったが、最近は回数が増え、韓国人経営の店が集中する地域などに拡大している」と説明した。一部の反韓デモでは「韓国人を殺せ」「ゴキブリ朝鮮人を追い出せ」などと過激な発言をする者もいた。2月17日には新大久保に約300人の参加者が集まり竹島は日本領であると主張するデモ活動が行われた。これは2月になってから3回目のデモ活動であり、このような活動の影響で新大久保の商店に訪れる客が大幅に減っているという。ただし、新大久保の客足が遠のいたのはデモ以前からであり、李明博大統領の竹島上陸や天皇への謝罪要求発言で韓国人街が敬遠されるようになったことや、似たような店の乱立で消費者に飽きられたことに加えて韓流ブーム自体がピークを過ぎたことが原因であるとする見方もある。 五野井郁夫によると反韓デモというのはカラオケのようなストレス発散。人前で言えば殴られるようなことも、警察に守られているため安全な位置で平気で言えるとの事。 反韓デモがおこなわれている地域における地元住民の反応は、沈黙していることもあれば、デモ隊に抗議をおこなうこともある。 2013年3月31日に東京で「新日の丸友の会」という団体の主催で「特定アジア粉砕新大久保排害カーニバル」というデモ活動が実施された。名称や内容は大きく違うが目的は日韓断交や不逞外国人追放など従来と同じで、在特会は協賛団体の一つとなっていた。主催団体の代表の説明ではヘイトスピーチは無しとの事だったが、その理由はこれまではメディアに注目してもらうために過激な事を言ってきたが、その目的はもう達したからであるとの事。その代表は韓国や中国の方が日本に酷い事をしているから罪の意識は全く無いとのこと。その日にも「レイシストをしばき隊」やその他デモ反対派が現れ、トランジスタメガホンで「ザイトク帰れ!」などと叫びつづけていた。
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