2線式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 08:39 UTC 版)
1組のワイヤコイルを使用する。一つはヒーターとして、もう一つは対流が周囲温度に与えた影響を測るために使用する。
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2線式(いわゆるUコン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 01:11 UTC 版)
「コントロール・ライン」の記事における「2線式(いわゆるUコン)」の解説
CL機は、一対の、長さ6~21mの、ステンレススチールの、多条撚り線か、単線のピアノ線で操縦する。競技会では飛行する前に、機体の重量や競技種目に応じた一定の荷重の「プル・テスト」(引っ張り試験)を実施して、操縦ラインや、それが取り付けられている機体側の操縦機構(ベルクランク)が、飛行中の遠心力荷重に耐えられるかどうか検証する。スポーツ飛行ではケブラー、ダクロン他の伸びない非金属の操縦ラインを使うこともある。 普通の2線式「Uコントロール」操縦システムは、「リードアウト・ケーブル」、「ベルクランク」、「プッシュロッド」、「コントロール・ホーン」で構成されている。2本の操縦ラインの一方が引かれ、他方が緩められるという差動的な動きは、ベルクランクを回転させ、ベルクランクはプッシュロッドを前後に動かし、プッシュロッドはコントロール・ホーンを介して昇降舵を上下させる。フラップをつけている場合は、これも昇降舵に連動する。パイロットは、操縦ラインがついているハンドルを立てて握り、指・手首・肘などを使って縦に傾け、操縦ラインに差動的な動き(上述)を起こさせる。一般的には、ハンドルの上側をパイロットの近くに引き寄せるように傾けると、上げ舵で、実機の操縦桿を引いた場合と同様になる。 また、一般的にはCL機は反時計回り(左回り)に周回飛行するので、リードアウト・ケーブル(機体の翼端から引き出されている操縦ラインの取り付け部)は、左翼にある。逆方向(時計回り・右回り)で飛ばす例もあり、これは場合によっては若干の利点もある。この場合、正立状態の水平飛行ではエンジンのトルクが機体を外側に傾け、操縦ラインの張力を増加させる。 操縦システムを拡張して更に1本の操縦ラインを増やせば、エンジンのスロットルを操作できる。気化器は、ラジオコントロール機用のものである。着艦競技では、通常の昇降舵とフラップの操作に加えて、方向舵・補助翼・リードアウト取り付け位置の前後移動などの操作が、個別に、あるいは組み合わせて使われる。
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