対流

デジタル大辞泉

たい‐りゅう〔‐リウ〕【対流】

読み方：たいりゅう

熱せられた流体が上部へ移動し、周囲の低温の流体が流れ込むことを繰り返す現象。これに伴って熱が伝わることを対流伝熱という。熱対流。

実用空調関連用語

たいりゅう 対流 convection

温度の上がった軽い気体や液体は上昇し、温度の低いものは下降して、 空間的に循環流が生ずる。これによって空間やその内の熱が移動する。

日本酒用語集

対流（たいりゅう）

液体や気体の一部が熱せられて、膨張して軽くなり、移動する現象をいう。

ウィキペディア

対流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/31 09:00 UTC 版)

対流（たいりゅう、英語: convection）とは、流体において温度や表面張力などが原因により不均質性が生ずるため、その内部で重力によって引き起こされる流動が生ずる現象である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

対流

出典:『Wiktionary』 (2021/09/25 03:40 UTC 版)

名詞

対 流（たいりゅう）

1. (物理)流体内部の不均質性によって生じる流動現象。またそのようにして流動する流体の部分。
2. (物理)物体が循環して熱が伝わる現象。熱対流。対流伝熱。対流熱伝達。

関連語

• 移動

翻訳

• 英語: convection ^(en)
• 中国語: 對流 ^(zh), 对流 ^(zh)

Weblio日本語例文用例辞書

「対流」の例文・使い方・用例・文例

• 成層圏と対流圏が地球の大気のほとんどすべてを占めている.
• 対流で熱気を循環させる
• 対流によって周りの空気に熱を伝達する室内暖房機
• 強制対流タイプの溶鉱炉
• プラズマ発生器の強制対流
• 対流圏と中間圏との間の大気の層
• 対流圏と成層圏との境界
• 対流圏の先端の近くで西から東まで吹く高速高度気流
• 躍層という,成層圏と対流圏とが接する部分
• トロポポーズという,対流圏と成層圏の境界面
• エアサイクル住宅という,空気の自然対流を利用して暖冷房,給湯などを行う住宅
• 地球をとりまく,対流圏の上にある大気層
• 対流圏と成層圏の境界面
• 対流圏という大気圏