1969年 - 1982年とは? わかりやすく解説

1969年 - 1982年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 10:23 UTC 版)

アース・ウィンド・アンド・ファイアー」の記事における「1969年 - 1982年」の解説

モーリス・ホワイトは、初期はジャズ・ドラマーとしてラムゼイ・ルイスバンド参加していた。彼のバンド離れた後、1969年シカゴにて、ソルティ・ペパーズを結成キャピトルからシングル"La La Time"を残す。 1970年には、活動拠点ロサンゼルス変えバンド名もアース・ウィンド・アンド・ファイアー改名占星術によると、モーリス占星図にはEarth, Air & Fire(土と空気と火)の3つの要素があることから、Earth, Wind & Fire(土と風と火)と名づけた(当時人気バンドブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ模倣という説もある)。ワーナー契約モーリスの弟のヴァーダイン・ホワイト(後にフレッド・ホワイト(英語版)も加入)を含めた10人の大所帯バンドとなる。2作リリースするヒットはせず、バンド一度解散する1972年コロムビア・レコード移籍フィリップ・ベイリーラルフ・ジョンソン英語版)やラリー・ダン(英語版)が加入コロムビアには、以後1990年まで在籍する1973年に、Head To The Sky(『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』)をリリースしゴールド・ディスク獲得する1975年には、That's the Way of the World(『暗黒への挑戦』)を、同名の映画サウンドトラックとしてリリースし全米アルバム・チャート第1位獲得。この映画にはモーリス出演しており、彼らの貴重なライヴ映像観ることができる。75年に「シャイニング・スター」がポップ・チャートでもクロスオーバー・ヒットした頃から、アース人気急上昇した76年には「ゲッタウェイ」を発表し、同曲もヒットした。この2曲はファンク傑作曲とされている。77年から79年には「太陽戦士」「宇宙のファンタジー」「セプテンバー」「ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」などがヒットしたが、ファンク度は後退し、ポップ・ソウル色が濃くなっていった79年にはディスコ「ブギー・ワンダーランド」やバラード曲がヒットしたが、ファンクアースディスコAORをやるなんて、という失望批判の声少なからず聞かれた。 1976年に、モーリス自己プロダクション、カリンバ・エンタテインメントを設立モーリスは、"Boogie Wonderland"に参加している「エモーションズ」などをプロデュースしている。1978年には、CBS/コロムビアの元、ARCレコード英語版)を設立レーベル第一弾としてベスト盤The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1』をリリースヒット曲"September"の初収録アルバムがこれになる。 1980年に、2枚組大作Faces(『フェイセス』)を発表。しかし、このアルバム不評で、これといったヒットも出なかった。挽回目指し81年発表したのがアルバムRaise!(『天空の女神』)である。このアルバムからは「レッツ・グルーブ」などのヒット曲生まれアース健在印象づけた。

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