黄金の音【コガネノオト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11024号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 黄金の音 よみ:コガネノオト | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 2月 21日 | |
品種登録者の名称 | 平間明夫 | |
品種登録者の住所 | 宮城県柴田郡柴田町大字成田字内越55 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平間明夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「琴風車」の自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、花は濃橙赤色の中輪で、鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度は大、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、基部の形は平、一次欠刻は深、葉の表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは中、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形はさじ弁、先端の形は尖る、花弁の長さは中、幅はやや狭、外花弁の表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0714)、裏面の色は浅緑黄(同2703)で先端部は穏赤(同0416)のぼかし、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは小、総ほうの大きさはやや小、花首の太さは細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「金かざぐるま」と比較して、外花弁の表面の色が濃橙赤であること、裏面の色が浅緑黄で先端部のぼかしが穏赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(宮城県柴田郡柴田町)において、「琴風車」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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