鵯上戸

デジタル大辞泉

ひよどり‐じょうご〔‐ジヤウゴ〕【^×鵯上戸】

読み方：ひよどりじょうご

ナス科の蔓性(つるせい)の多年草。野原などに生える。全体に軟毛が密生し、葉柄で他に絡みつく。葉は卵形。夏から秋、葉と対生して花柄を出し、白い花を下向きにつける。花びらは5裂し、反り返る。実は丸く、紅色に熟し、有毒。実をヒヨドリが食う。《季 秋 花＝夏》

撮影・広瀬雅敏

薬用植物一覧

ヒヨドリジョウゴ

科名： ナス科 別名： - 生薬名： ハクエイ（白英） 漢字表記： 鵯上戸 原産： 日本 中国 台湾 用途： 山林の半日陰に自生する多年草。果実がついた全草を酢漬けにし、ヘルペスに外用します。秋、朱色に熟した果実をヒヨドリが好んで食べるので、鵯上戸「ひよどりじょうご」の名があります。有毒植物ですから注意が必要です。 学名： Solanum lyratum Thunb.

植物図鑑

ひよどりじょうご (鵯上戸)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国それに東南アジアに広く分布しています。明るい林や山道などに生え、茎は細長く蔓状で、長楕円形の葉が互生します。葉には長い葉柄があり、これで他の植物に巻きつきます。下部の葉は羽状に３～５深裂し、「トマト」の葉に似ています。８月から９月ごろ、疎らな集散花序をつけ、白い花を咲かせます。果実は液果で、晩秋に朱赤色に熟しますが、ステロイドアルカロイドのソラニン（Solanine）が含まれ有毒です。名前は、ヒヨドリが好んで実を食べるということから。でも観察されたことはないそうです。
●ナス科ナス属の多年草で、学名は Solanum lyratum。英名はありません。

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植物名辞典

鵯上戸

読み方：ヒヨドリジョウゴ（ｈｉｙｏｄｏｒｉｊｏｕｇｏ）

ナス科のつる性多年草、薬用植物

学名 Solanum lyratum

季語・季題辞典

鵯上戸

読み方：ヒヨドリジョウゴ（ｈｉｙｏｄｏｒｉｊｏｕｇｏ）

山野に自生しているナス科のつる性多年草で、果実はナンテンの実ぐらいの小さい球状で、秋が深くなると美しい紅色に熟す。毒草の一種

季節 秋

分類 植物

ウィキペディア

ヒヨドリジョウゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/09 16:15 UTC 版)

ヒヨドリジョウゴ（鵯上戸、Solanum lyratum）はナス科ナス属の多年生植物。

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「鵯上戸」の例文・使い方・用例・文例

• 鵯上戸という植物