走野老

デジタル大辞泉

はしり‐どころ【走野^＝老】

読み方：はしりどころ

ナス科の多年草。谷間の木陰に生え、高さ約60センチ。葉は楕円形で先がとがり、柔らかい。春、暗紅紫色の釣鐘状の花が咲く。全草にアルカロイドを含み、有毒。地下茎はトコロに似て太く、漢方で莨菪根(ろうとこん)といい鎮痙(ちんけい)・鎮痛薬に用いる。

難読語辞典

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草

歴史民俗用語辞典

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草。

薬用植物一覧

ハシリドコロ

科名： ナス科 別名： サワナス 生薬名： ロウトウコン（莨トウ根） 漢字表記： 走野老 原産： 日本 用途： 谷川沿いの湿地に、自生している多年草の有毒植物。春の山菜採りの時期に、若芽を間違えて食べ中毒する例が多いので、注意が必要です。 学名： Scopolia japonica Maxim.

植物図鑑

はしりどころ (走野老)

●わが国の本州から四国、九州それに中国に分布しています。山地の湿った林の中に自生し、高さは３０～６０センチになります。全体にアルカロイドを含む毒草です。名前も「オニドコロ」に似ていて、誤って食べると苦しんで走り回ることから。４月から６月ごろ、小さな暗紫色の花を咲かせます。
●ナス科ハシリドコロ属の多年草で、学名は Scopolia japonica。英名はありません。

ナスのほかの用語一覧

ナス：	角茄子  鵯上戸
ニカンドラ：	大千成
ハシリドコロ：	走野老
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ブロワリア：	ブロワリア・ウィスコーサ
ペチュニア：	エミネニア

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植物名辞典

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ），　ハシリトコロ（ｈａｓｈｉｒｉｔｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草、薬用植物

学名 Scopolia japonica