高千穂丸の最期とは? わかりやすく解説

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高千穂丸の最期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 23:17 UTC 版)

高千穂丸」の記事における「高千穂丸の最期」の解説

1943年3月14日19時、高千穂丸神戸出港瀬戸内海通過して門司到着3月17日正午高千穂丸船客913名、乗組員その他176名を乗せ雑貨2,614トン積み込んで門司出港し基隆向かった航海中、船内では連日避難訓練行って不測の事態備えていた。しかし、台湾近海では3月15日富士丸雷撃受けて間一髪被害逃れる事態もあり、安全は保障されていなかった。 3月19日朝、高千穂丸ではこの日も避難訓練行っていた。 9時30分、基隆アジンコート彭佳嶼北東差し掛かった時、アメリカ海軍潜水艦キングフィッシュ (USS Kingfish, SS-234) から魚雷発射された。高千穂丸すぐさま取舵魚雷をかわしにかかり1本目かわしたものの、2本目右舷船尾命中続いて新たな魚雷2本が命中。1本は不発だったが、もう1本が右舷船倉命中し高千穂丸急激に右側に傾いていった被雷ショック無線装置破壊され救命ボートも3艇しか降下できなかった。 9時39分、高千穂丸乗客乗員844名を乗せたまま沈没脱出した245名はボート分乗しアジンコートにたどり着いて救助された。近辺艦船には遭難の報が伝わらず、すぐさま救助には駆けつけなかった。3月24日逓信省高千穂丸遭難公表した

※この「高千穂丸の最期」の解説は、「高千穂丸」の解説の一部です。
「高千穂丸の最期」を含む「高千穂丸」の記事については、「高千穂丸」の概要を参照ください。

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