韓国の児童青少年性保護法による摘発
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「奴隷との生活 -Teaching Feeling-」の記事における「韓国の児童青少年性保護法による摘発」の解説
本作が公式に提供されているのは日本語版のみであるが、日本以外の国や地域ではゲーム中の文章を日本語以外の言語に翻訳したパッチが流通している場合がある。韓国では公的倫理審査団体であるゲーム物管理委員会(GRAC)の審査を受けていないゲームの流通が禁止されているが、ゲーム中の文章を朝鮮語に翻訳したパッチを適用した違法コピー版が2015年11月頃から流通していた。 2016年1月、男性誌『MAXIM KOREA』が本作を大々的に取り上げたことに対して非難が相次ぎ、同誌の編集部は1月31日付で「ネットメディアが歪曲報道を行っている」「(成人向け雑誌ではない)本誌の紙面に掲載されていない過激なゲーム画面が掲載されているかのような印象を与える記事の配信は心外である」との反論をサイト上に掲載している。しかし騒動はさらにエスカレートし、釜山地方警察庁サイバー犯罪捜査隊が本作の頒布行為につき(著作権法違反でなく)児童・青少年の性保護に関する法律(アチョン法)違反容疑で捜査を開始した。『MAXIM KOREA』はイギリスのデニス・パブリッシングが1995年に創刊した同名雑誌の韓国版で、2015年9月号では自動車のトランクから女性の脚がはみ出している表紙写真を巡り「誘拐殺人をイメージさせる」として雑誌の回収を求めたオンライン署名が10万筆に達する騒動を起こしている。この騒動の記憶が新しい時期だったこともあり「成人向け雑誌でないにも関わらず、GRAC非審査のアダルトゲームを大々的に紹介する記事を掲載したことは同誌の編集方針を問題視していた世論に格好の攻撃材料を与える形となった」とハフィントン・ポスト韓国版は分析している。 5月19日、本作を違法配信していたサイト運営者ら15名がアチョン法違反容疑で摘発された。
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