韓国の事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 13:47 UTC 版)
韓国の国会では審議をめぐり乱闘劇が繰り広げられることが多く、欧米では有名である。李明博韓国大統領は、このような現状を憂慮して「ハンマーやチェーンソーなどを国会に持ち込んだ姿を見た世界各国の首脳が何と言うだろうか」と、議員らに苦言を述べている。 この事態を受け、2012年5月に今まで国会議長による職権上程での多数与党の一方的な強行処理とこれを阻止するための暴力を防ぐ目的で国会法が改正され、「国会先進」のための法と命名された。「国会先進法」では「与野党間で意見の食い違いがある法案を本会議に上程する場合、在籍議員5分の3以上が賛成しなければならない」と規定された。この法改正の影響で、2014年7月国会では法案処理に至った案件が無く、また続く9月国会では90本あまりの法案を成立させる事態となった。
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