陜西省
陜西省概要 | ||
ローマ字表記 | Shanxi | |
略称 | 陜 Shan | |
省都 | 西安 Xi'an | |
位置 | 中国中央、黄河中流、黄土高原の中部に位置する。 | |
面積 | 20万5600平方キロメートル | |
気候 | 高原乾燥気候。 | |
人口 | 約7805万人。回、満州、蒙古、チベットなどの少数民族が住んでいる。 | |
主な都市 | 延安、咸陽、銅川、漢中、渭南など。 | |
概要 | 中国六大古都の一つ。 省名は陝原(現在の河南省陝県一帯)の西に位置したことに由来する。略称は陝以外にも、春秋時代、この地の大部分が秦の領土であったため秦ともいう。 高原部分が省面積の半分近くを占める。50-150センチの深さの黄土に覆われたこの地帯を、黄河が切り裂くように流れている。 麦、稲、黍、綿、桑、タバコの葉の生産が盛ん。また、石炭、機械、石油、電気機器、紡績などの工業も比較的盛ん。 省中部にある西安は、旧時長安と呼ばれ、漢や唐など古代王朝の都であった。中国六大古都の一つで、「兵馬俑坑[へいばようこう]」や「碑林」などの旧跡が多い。 市内には黄河などの河がある。 | |
観光スポット | 秦の始皇帝陵、兵馬俑、黄帝陵など72の歴代の帝王陵墓が省内に散在している。法門寺、西安碑林、陝西歴史博物館、西安古城壁など歴史的観光スポットが多い。また、延安は中国革命ゆかりの地で、鳳凰山革命旧址を始めとする革命旧址が多い。 | |
歴史 | 中華文明発祥の地の一つ。80万年前には藍田猿人が生息し、20万年前には大茘人、6000年前には半坡人が居住していた。 西周時代は王朝の都となり陜西と名づけ、西安付近が首都・鍋京に定められた。 唐代に入ると陜西節度使が置かれ、都が長安に定められた。宋代には陜西路、元代では陜西行中書省、明代に陜西承宣布政使司が置かれた。その後清代に陜西省となる。 中国紅軍の「大長征」の後、中国共産党は省北部にある延安に中央根拠地を置いたため、「中国革命の聖地」として知られる。 |
陝西省
(陜西省 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 01:54 UTC 版)
陝西省(せんせいしょう、中国語:陕西省、拼音:Shǎnxī Shěng(シャンシー ション)、英語:Shaanxi(山西省と区別するため))は、中華人民共和国の省の一つ。略称は秦、または三秦。古代中国の長安一帯を含む地域。
寧夏回族自治区 | 内モンゴル自治区 | |||
甘粛省 | 山西省 河南省 | |||
陝西省 | ||||
四川省 | 重慶市 | 湖北省 |
- ^ a b “Shaanxi/Prefectures, Cities, Districts and Counties”. Citypopulation (2022年11月18日). 2023年8月23日閲覧。
固有名詞の分類
- 陜西省のページへのリンク