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ぼうせき ばう― 0 【紡績】

(名)スル

(1)短い繊維を平行に並べ、引き伸ばして撚(よ)りをかけ、一本の糸にすること。
鉱山を開掘し綿毛を―する等…/露団々露伴)」
(2)紡績糸」の略。



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紡績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/23 21:58 UTC 版)

ラマッラーの羊毛を紡ぐ男。1919年の写真を着色したもの
Rhof-kardierenSpinnenStricken.ogg
梳毛、紡ぎ、編み物をしている動画(Roscheider Hof, Open Air Museum
糸車を使った手作業による製糸作業
ジェニー式紡績機
ミュール精紡機(イギリス Quarry Bank Mill

紡績(ぼうせき)は、繊維・織物産業において、原料の繊維から糸の状態にするまでの工程をいう。「紡」はよりあわせることを意味し、「績」は引き伸ばすことを意味する漢字で、おもに綿羊毛などの短繊維(最長1.5m程度のもの)の繊維を非常に長い糸にする工程をいう。紡績によって作られた綿糸などが紡績糸(スパンヤーン、ステープルヤーン)と呼ばれる。

これに対し、長繊維のから繰り出し、ばらばらにならないよう数本まとめて撚る工程は製糸と呼ばれる。同様の長繊維でもナイロンなど合成繊維から糸をつくることは紡糸という。こうしてできた糸はフィラメントヤーンと呼ばれる。

スパンヤーンとフィラメントヤーンのどちらが織物に向いているかは、見た目と肌触りによる。肌触りでは、紡績で作ったスパンヤーンは短繊維を撚り合わせているので繊維の端(毛羽)があちこちにあるため、肌への接触部分は点状になりやわらかい。一方、絹糸など繊維側面全体が肌に当たるフィラメントヤーンは、見た目はよいが肌触りは冷たくて硬いことになる。ただし撚りが多いスパンヤーンは、硬くなり光沢もなくなっているため、手触りも痛く見た目も劣ることになる。これらをどう織るかで、さらに見た目や肌触りは変化する。


  1. ^ Barber, Women's Work, 42-45.
  2. ^ a b c Watson, Textiles and Clothing, p. 3-14
  3. ^ Barber, Women's Work, 37.


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