開発・評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:53 UTC 版)
「バイオハザード アンブレラコア」の記事における「開発・評価」の解説
「『バイオハザード』を題材にして小規模なスピンオフ作品が作れないか」という企画からスタートし、当時まだ未発表で密かに開発が進められていた『7』が純粋なサバイバルホラーを目指していたことに対して、本作はよりシューティング要素に特化したゲームとなるべく開発が進められた。当初の狙いは、低価格の小規模タイトルとして主なターゲットをSTGプレイヤーやマニア層に絞り、小粒だが濃密な対戦が楽しめる新しいタイプの『バイオハザード』作品としてシューター市場にアピールすることを目的としていた。 その後、諸事情で『7』の正式発表が延期され、「SCEJA Press Conference 2015」においては本作の情報のみが単体で公開されることとなるが、その時点ではユーザーやメディアの多くが『7』の発表を期待していたため本作への反応は厳しいものとなり「バイオハザードなのになぜシューターなのか?」という意見が多く寄せられることとなった。これに対して開発スタッフ側も、ユーザーにゲームへの理解を深めてもらうべく体験会の開催やクオリティアップのために発売日の延期などの施策を行うが、一度ついたネガティブなイメージを払拭することはできず、最終的にはファミ通クロスレビューでは40点満点中36点でプラチナ殿堂入りという高評価を得ていたにもかかわらず、ゲーム発売後のPS4版の評価(メタスコア)は100点満点中39点という低評価となった。 このことについて後に開発スタッフは「開発者の想いと、ユーザーがブランドに望む像にすれ違いが生じてしまったからではないか」と語っている。
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