DAC
開発援助委員会
【英】:DAC, Development Assistance Committee
DACは、貿易委員会、経済政策委員会と並ぶ、OECD(経済協力開発機構)の三大委員会のひとつである。1961年9月にOECDが設立されたのを機に、前年に設立されていたDAG(開発援助グループ)からDACに改組された。現在では、22カ国と欧州委員会の合計23メンバーから成り、非DACのOECD加盟国と世界銀行、IMF、UNDPがオブザーバー参加している。
DACの主要目的としては、以下の3点が挙げられている。(1)発展途上国に対する資金の効率的供与を増大する、(2)途上国の経済成長に貢献する、(3)贈与と譲許的借款からなるODAを拡充し、途上国の債務負担を軽減する。
活動としては、閣僚級が参加して年に1回行われるハイレベル会合、援助に関わる実務担当者が参加してハイレベル会合の準備を行うシニア会合、ODA活動の中核となる本会合の3レベルの会合が定期的に行われている。本会合は毎月開催され、DACの援助計画策定や援助審査が行われる。
これら会合での合意を基に以下の8部会が実際の作業を行っている。1)統計作業部会(WP-STAT)、2)援助効果・ドナー慣行作業部会(WP-EFF)、3)開発評価ネットワーク(EVALUNET)、4)ジェンダー平等ネットワーク(GENDERNET)、5)環境と開発協力ネットワーク(ENVIRINET)、6)貧困削減ネットワーク(POVNET)、7)ガバナンスネットワーク(GOVNET)、8)紛争・平和と開発協力ネットワーク(CPDC)。(清水利恭)
参考URL:DACホームページ
http://www. oecd.org/department/0,2688,en_2649_33721_1_1_1_1_1,00.html
DACは、貿易委員会、経済政策委員会と並ぶ、OECD(経済協力開発機構)の三大委員会のひとつである。1961年9月にOECDが設立されたのを機に、前年に設立されていたDAG(開発援助グループ)からDACに改組された。現在では、22カ国と欧州委員会の合計23メンバーから成り、非DACのOECD加盟国と世界銀行、IMF、UNDPがオブザーバー参加している。
DACの主要目的としては、以下の3点が挙げられている。(1)発展途上国に対する資金の効率的供与を増大する、(2)途上国の経済成長に貢献する、(3)贈与と譲許的借款からなるODAを拡充し、途上国の債務負担を軽減する。
活動としては、閣僚級が参加して年に1回行われるハイレベル会合、援助に関わる実務担当者が参加してハイレベル会合の準備を行うシニア会合、ODA活動の中核となる本会合の3レベルの会合が定期的に行われている。本会合は毎月開催され、DACの援助計画策定や援助審査が行われる。
これら会合での合意を基に以下の8部会が実際の作業を行っている。1)統計作業部会(WP-STAT)、2)援助効果・ドナー慣行作業部会(WP-EFF)、3)開発評価ネットワーク(EVALUNET)、4)ジェンダー平等ネットワーク(GENDERNET)、5)環境と開発協力ネットワーク(ENVIRINET)、6)貧困削減ネットワーク(POVNET)、7)ガバナンスネットワーク(GOVNET)、8)紛争・平和と開発協力ネットワーク(CPDC)。(清水利恭)
参考URL:DACホームページ
http://www. oecd.org/department/0,2688,en_2649_33721_1_1_1_1_1,00.html
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