長良川発電所
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長良川発電所(ながらがわはつでんしょ)は、岐阜県美濃市立花にある中部電力の水力発電所である。
- ^ 「中部電力の水力発電所 水力発電所一覧」 中部電力、2020年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月10日閲覧
- ^ a b c d 「水力発電所データベース 発電所詳細表示 長良川」(一般社団法人電力土木技術協会ウェブサイト)、2020年4月10日閲覧
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- ^ a b 『中日新聞』2010年4月8日付朝刊岐阜近郊総合19頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『中部地方電気事業史』上巻67-70頁
- ^ a b c 『名古屋電燈株式會社史』112-113頁
- ^ 『東邦電力史』586-589頁
- ^ 『中部電力10年史』83-93・231-234頁
- ^ 『中部地方電気事業史』下巻348頁
- ^ a b c 高橋伊佐夫「長良川発電所の歴史と技術」107-108頁
- ^ 2000年に旧発電所建屋、正門、外塀、2001年に発電所関連の施設、第一沈砂池防水壁、第二沈砂池排水路暗渠、取水口呑口上部、湯之洞谷水路橋、下須原谷水路橋、日谷水路橋、余水路横断橋が登録有形文化財として登録された。
- 1 長良川発電所とは
- 2 長良川発電所の概要
- 3 設備構成
- 4 参考文献
長良川発電所
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詳細は「長良川発電所」を参照 位置:北緯35度34分23.8秒 東経136度55分45.8秒 / 北緯35.573278度 東経136.929389度 / 35.573278; 136.929389 (長良川発電所) 大型水力発電所のうち名古屋電灯が着工し完成させたのが長良川発電所である。長良川を利用する発電所で、所在地は岐阜県武儀郡洲原村立花(現・美濃市立花)。発電所出力は4,200kW。 設備はフォイト製フランシス水車とシーメンス製2,500kW三相交流発電機(電圧2,300ボルト・周波数60ヘルツ)各2台の組み合わせで、33kVへの昇圧用変圧器も備える。1910年3月15日、水車・発電機各2台(1・2号機)の竣工に伴って発電所は運転を開始した。さらに同年4月27日に3号機も竣工して水車・発電機は3台となり、3台中1台を予備として運用する体制となったが、2号機は1918年(大正7年)2月になって取り外され、矢作川の臨時建設部串原仮発電所へと転用された。 長良川発電所からの送電を受ける名古屋方面の変電所は児玉変電所といい、愛知県西春日井郡金城村大字児玉(現・名古屋市西区)に発電所とともに設置された。長良川発電所から児玉変電所までは33kV送電線にて送電されたほか、関西電気成立時点ではこの長良川送電線から分岐して岐阜へ至る33kV線と小木・一宮へ至る33kV線が存在していた。
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