連結納税制度とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 時事用語 > 連結納税制度の意味・解説 

連結納税制度(れんけつのうぜいせいど)

グループ企業まとめて税金納める制度

子会社孫会社などをはじめ、持ち株割合極めて高い企業グループで、各企業損益合算して法人税納める制度のことをいう。

欧米では連結納税制度を取り入れている国が一般的だが、日本では、まだ導入されていない

連結納税制度を利用すると、黒字企業利益不採算企業赤字相殺することができる。そのため、それぞれの企業納税する現行の制度比べグループ全体での納税額を低く抑えることが可能となる。それだけでなく、納税事務一括して行うことで、事務手続き負担軽減するメリットもある。

独占禁止法改正によって、1997年持ち株会社解禁されると、効率的かつ機動的グループ経営への道を開いた2000年3月期から連結決算取り入れ企業拡大し日本経営グローバル化進んでいる。

連結納税制度を導入すると、およそ8000億円の税収が減ると見込まれている。そのため、財務省中心に政府は連結納税制度の導入慎重な姿勢取り続けていた。

関連キーワード「連結決算

(2001.12.10更新


連結納税制度


連結納税

(連結納税制度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 04:46 UTC 版)

連結納税(れんけつのうぜい)とは、経済実態上は一体とみなしうる企業グループ(例えば親会社とその100%子会社、孫会社等)を課税上も一体の組織とみなして取り扱う制度である。国により制度の仕組みがまちまちであるものの、アメリカフランスドイツイギリスなどではそれぞれ長い歴史を持っている。また、近年日本オーストラリアでも導入された。




「連結納税」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「連結納税制度」の関連用語

連結納税制度のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



連結納税制度のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
時事用語のABC時事用語のABC
Copyright©2024 時事用語のABC All Rights Reserved.
株式会社シクミカ株式会社シクミカ
Copyright (C) 2024 株式会社シクミカ. All Rights Reserved.
新日本有限責任監査法人新日本有限責任監査法人
2001-2024 Ernst & Young ShinNihon All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの連結納税 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS