製作とキャスティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 05:43 UTC 版)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド」の記事における「製作とキャスティング」の解説
2013年2月、エドワード・キッツィスとアダム・ホロウィッツは、ザック・エストリンとジェーン・エスペンソン(英語版)とともに、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に焦点を当てたスピンオフの企画を立てた。元々、本家に登場する狂った帽子屋に焦点を当てた物語として考案されたが、最終的にはアリス(本家では未登場)が主人公に決定した。 2013年3月中旬、製作発表が行われた。 2013年3月28日、主人公アリスをソフィー・ロウが、その”いわくある”恋人サイラスをピーター・ガディオット(英語版)が、若きハートのジャックをマイケル・ソーチャ(英語版)が、それぞれ演じることが発表された。また、本家『ワンス・アポン・ア・タイム』でハートの女王を演じたバーバラ・ハーシーが本作にも同役で登場する可能性が示唆された。 2013年4月、ポール・ルーベンスが白ウサギの声優として、エマ・リグビーが赤の女王役として、それぞれ起用された。同月、本家と同じカナダのバンクーバーにおいてプレゼンテーション用の映像(19分相当)が撮影された。 2013年5月10日、ABCは、本スピンオフが新番組として正式採用されたこと、および白ウサギの声優がジョン・リスゴーに変更されたことを発表した。 本作は元々、本家『ワンス・アポン・ア・タイム』の放送が一時中断する冬季に放送されると予測されていたが、2013年5月14日、ABCは本作が木曜枠で秋から放送開始となることを発表した。その際、第1話は本家と同じストーリーブルックから始まるという報道がなされたが、実際に放送された第1話にはストーリーブルックのシーンは含まれているものの、冒頭のシーンはヴィクトリア朝のイギリスでアリスがウサギ穴を通ってワンダーランドから帰宅するところである。 当初は全13話予定で製作されていたが、2013年6月下旬、ABCによって数話の追加注文が出された。その正確な数は明らかにされていないが、キッツィスは「(通常フル・シーズンの)22話に満たない話数で物語が完結する」としている。 2013年7月、サンディエゴ・コミコンにおいて、ナヴィーン・アンドリュース(『LOST』)がジャファー役でキャストに加わることが発表された。 2013年8月上旬、本家と同じバンクーバーのセットで本格的撮影が始まった。 2013年9月、キース・デイヴィッドがチェシャ猫、イギー・ポップがイモムシの声優としてそれぞれキャストに加わることが発表された。イモムシが本家にゲスト登場した際はロジャー・ダルトリーが声をあてていたが、スケジュールの都合が付かなかったために変更されたものである。 なお、本家の第1・2シーズンでジェファーソン / 狂った帽子屋を演じたセバスチャン・スタンは本作のパイロット版に出演しなかった。スタンは劇場映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の撮影で多忙のため、当面は本作にも本家にも出演予定はないが、ホロウィッツによれば、狂った帽子屋の(再)登場はスタン次第であり、「異なる配役による狂った帽子屋の登場はあり得ない」という。
※この「製作とキャスティング」の解説は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド」の解説の一部です。
「製作とキャスティング」を含む「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド」の記事については、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド」の概要を参照ください。
- 製作とキャスティングのページへのリンク