行進曲集の概要とは? わかりやすく解説

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行進曲集の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:36 UTC 版)

威風堂々 (行進曲)」の記事における「行進曲集の概要」の解説

エルガー生前作曲出版した5曲のうち、第1番から第4番1901年から1907年にかけて作曲され第5番晩年1930年作曲された。遺稿から見つかった第6番未完成であり、アンソニー・ペインによって補筆完成されたもので知られている。 原題 "'Pomp and Circumstance" は、シェイクスピア戯曲オセロ第3幕第3場台詞 "Pride, pomp and circumstance of glorious war" 「名誉の戦争には付物の[……]誉れも、飾りも、立派さも」(坪内逍遥訳) から取られている。pomp とは「壮麗華麗」、circumstance とは「儀式張った物々しい」といった意味合いであり、『威風堂々』という題名名訳ではあるものの相当意訳されている。なお『沙翁全集第四巻オセロ』(戸澤正保, 淺野和三郎訳、大日本図書明治39年)の該当箇所周辺は「錦の御旗何やかや威武堂々の軍装束」との訳が見受けられる日本ではエルガー楽曲指して単に『威風堂々と言う場合第1番あるいはその中間部旋律を指すことが多い。しかし、このタイトル行進曲全体与えられ題名であって、この旋律自体に付けられたものではない。したがって第1番中間部をして『威風堂々』と呼ぶことは誤用に近いものがある。イギリスではこの旋律もっぱら希望と栄光の国』 (Land of Hope and Glory )と呼ばれている。BBCプロムスなどで第1番合唱付けて演奏されるときも『希望と栄光の国』として扱われる。 『希望と栄光の国』は「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている曲である(詳細後述)。

※この「行進曲集の概要」の解説は、「威風堂々 (行進曲)」の解説の一部です。
「行進曲集の概要」を含む「威風堂々 (行進曲)」の記事については、「威風堂々 (行進曲)」の概要を参照ください。

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