英仏海峡トンネル
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英仏海峡トンネル(えいふつかいきょうトンネル、英: Channel Tunnel, 仏: Tunnel sous la Manche)は、グレートブリテン島(イギリス)とヨーロッパ大陸(フランス)間のドーバー海峡(英仏海峡)の両岸を結ぶ、鉄道用海底トンネルである。他にドーバー海峡トンネルまたはユーロトンネルと呼ばれる場合もある。ただしユーロトンネルは、トンネルを運営している英仏合弁企業のかつての名称であり[2]、その後ゲットリンクに改称して保有・管理している。
- 1 英仏海峡トンネルとは
- 2 英仏海峡トンネルの概要
英仏海峡トンネル
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「イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票」の記事における「英仏海峡トンネル」の解説
カレーの移民キャンプにいる移民は英仏海峡トンネルを通ってフランスからイギリスに流入しようと考えており、その移民キャンプはイギリスにとって大きな問題となっている。 国境審査を効果的に行うためにイギリスはフランスとの間でル・トゥケ(Le Touquet)協定を締結している。この協定によってイギリスがフランスで移民やトラックなどの国境審査が行うことが可能となる。この条約無しではカレーでトラックの調査を行うことが出来ずイギリスに到着してから調査をせざるをえなくなる。 移民流入を阻止したいイギリスは英仏海峡トンネルや港での国境審査などにかかる費用を増大させている。キャメロン首相はカレーでの国境警備強化のためのインフラ整備に追加の1700万ポンドを費やすと発表した。この投資によってフランス警察が移民キャンプをすっきりさせ不法移民を退去させることが出来るようになる。 だがフランス経済大臣エマニュエル・マクロンは、イギリスがEUを離脱すればこのル・トゥケ協定を破棄すると主張している。フランソワ・オランドはイギリスの有権者に恐怖を与えるつもりは無いが、もし国民投票でEU離脱承認となればイギリスとフランスとの間の協定に変更が加わりフランスに留まっている移民が英仏海峡トンネルを通ってイギリスへ流入するだろうと繰り返し示唆している。 だがル・トゥケ協定はフランス・イギリスの二国間協定でありEUとは関係ないものであるため、イギリスがEUを離脱した後も失効しないとする意見もある。
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「英仏海峡トンネル」の例文・使い方・用例・文例
- 英仏海峡トンネルという海底トンネル
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