航空消防救助機動部隊とは? わかりやすく解説

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航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 21:27 UTC 版)

東京消防庁航空隊」の記事における「航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)」の解説

空の消防救助機動部隊ハイパーレスキュー)である航空消防救助機動部隊(通称:エアハイパーレスキュー、英表記Air Fire Rescue Task Forces)は東日本大震災等の教訓から陸上からでは消火救助困難な災害首都直下地震対応するため航空隊設置された。2016年1月6日東京消防庁出初式にて発隊式が行われて正式に運用開始した。隊記号AHR隊員特別救助隊資格者救急救命士資格者の中から高度な救出救助技術を持つ者を選抜している。見分けが付くように救助隊員のヘルメット頭頂部には赤色のつばめマーク稲妻マーク)、救急救命士ヘルメット頭頂部には赤文字でAと書いてある。 江東航空センター多摩航空センター都内東西2カ所にヘリコプター各4機と人員総勢45名で隊員10からなる専門部隊3班編成している。江東航空センター機動救助隊機動救急隊多摩航空センター多摩分隊置かれている。 部隊には高層建物火災対応するためにヘリから放水可能なブーム式消火装置土砂災害大雪孤立した地区での救出活動を行う事を想定してヘリ吊り下げて一度15人を救助可能な大量救出ゴンドラヘリ吊り下げ可能なスズキ・ジムニーベースの孤立地域対策車(査察広報車)及び車両吊り下げる装置など新装備導入した今後大型機の追加配備をして体制強化する江東航空センターには新たに救助車高規格救急車消防ポンプ車も配備しており、同部隊陸上一般災害にも対応する大規模災害時には緊急消防援助隊東京都隊や国際消防救助隊国際緊急援助隊)として国内外にも応援出場する。 なお、航空消防救助機動部隊の発隊前は少数航空救助員と救急員が配置されているのみで必要に応じて特別救助隊消防救助機動部隊山岳救助隊同乗して対応していたが同部隊の発隊により常時複数航空救助要員確保された。

※この「航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)」の解説は、「東京消防庁航空隊」の解説の一部です。
「航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)」を含む「東京消防庁航空隊」の記事については、「東京消防庁航空隊」の概要を参照ください。

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