自然と利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 03:28 UTC 版)
阿寺川流域には暖地性植物が豊富で、昆虫や地質研究などの学術面でも見どころの多い川とされている。渓谷でみられる代表的な植物は、バイカオウレン、ダンコウバイ、ミヤマチョウジザクラ、アセビ、シャクナゲ、ショウジョウバカマ、ヒメキンミズヒキ、ツリフネソウ、ミヤマガマズミなど。水質はよく、希少種のヤマトイワナ、アジメドジョウのほか、ヤマメ、アマゴ、ウグイなどが生息する。 流域の山林には「木曽五木」と呼ばれるヒノキやサワラなどからなる天然林と人工林が分布する。これらは国有林になっていて、木曽ヒノキの供給地になっている。また、この森林のうち5400haあまりは伊勢神宮の神宮備林になっている。
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