結婚・出産・難病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:25 UTC 版)
写真の仕事を通して知り合った11歳年上の男性と、25歳の時に「あなたのお嫁さんになりたいな」と間下の方からプロポーズし、2004年6月結婚。2006年4月、自身のホームページ上で妊娠を明らかにしていたが、同年5月に6か月で死産。 同年10月23日に再び妊娠5ヶ月であることを公表すると同時に、難病(特定疾患)の「抗リン脂質抗体症候群」に罹患していることを告白。罹患が判った時、それを扱ったブログが当時は1つしかなく、この病気がいかに知られていないかを痛感した。オフィシャルHPブログでの公表(2006年10月23日)以降多くのメディアが不育症、抗リン脂質抗体症候群を取り上げ、広く知られるようになり、習慣性流産、血栓症などを引き起こす病気について啓発に努めている。 血栓予防の注射を毎日打ち続けるなど闘病を続ける中、同じく特定疾患である「全身性エリテマトーデス」の症状も併発。2007年3月15日予定日よりも約1か月早く緊急入院。翌3月16日午後2時57分、全身麻酔、帝王切開により無事女児(2,155グラム)を出産。同年3月29日、娘と一緒に出産記者会見が行なわれた。 2007年11月16日、書籍「ママになりたい… 〜ハイリスク出産を越えて〜 / たまご日記 〜ちいさな命の記録〜」を夫と共著で出版。「たまご日記」は病気が発覚した日から夫がソーシャルネットワーキング(SNS)に残していた実録日記。同11月18日に出版会見が行なわれた。 2013年2月22日には、同書が新たな加筆を加え「新版 ママになりたい… 〜ハイリスク出産を越えて / たまご日記 〜ちいさな命の記録」として講談社から発刊されるとともに、NHKでドラマ化されることが公表された(タイトルは『ママになりたい…』)。
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