第1次戦時計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:49 UTC 版)
1939年度戦時新造計画(1939 War New Construction Programme)、1939年10月3日策定、建造費総額5025万8千ポンド。 軽巡洋艦×8 - フィジー級×2、ダイドー級×6 バーミューダ、ニューファンドランド、アルゴノート、ベローナ、ブラック・プリンス、ダイアデム、ロイヤリスト、スパルタン 駆逐艦×16 - O級×8、P級×8 護衛艦×16 - ハント級 潜水艦×19 - T級×7、U級×12 哨戒艦×60 - フラワー級 ※内10隻カナダ海軍向け 掃海艇×10 トローラー×20 - 対潜哨戒用 急設網艦×11 魚雷艇×18 駆潜艇×33 哨戒艇×24 同時にブラジル向けに建造中だったH級駆逐艦6隻や、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド向けの魚雷艇を徴発し、艦籍に加えた。 戦艦ライオンとテメレーアについては建造を1年中断、サンダラーとコンカラーについては起工を1年延期とした。これら諸艦が正式にキャンセルされたのは、大戦終結後の1945年10月である。後述するが、イギリス海軍は最後まで新戦艦の建造にこだわっていた。 1939年度計画中、フィジー級巡洋艦2隻、S級潜水艦4隻、水雷母艦1隻、病院船1隻他、1525万ポンド分がキャンセルされた。よって建造費の純増分は3500万8千ポンドとなる。
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