石敢当とは? わかりやすく解説

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いし‐がんとう〔‐ガンタウ〕【石敢当】

読み方:いしがんとう

せきかんとう(石敢当)


せき‐かんとう〔‐カンタウ〕【石敢当】

読み方:せきかんとう

《「敢当」は、あえて当たる、向かうところ敵なし、の意》道の突き当たり門・橋などに「石敢当」の3字を石に刻んで立てたもの。邪気を払うとされる。主に沖縄から九州にかけて分布いしがんとう

石敢当の画像
沖縄県那覇市の石敢当

石敢当

読み方:イシガントウ(ishigantou), セキガンドウ(sekigandou)

T字路突当たり立てられている石碑


いしがんとう 【石敢当】

→ 石敢当

せきかんとう 【石敢当】

イシガントウとも。中国道路要点に「石敢当」と刻む石があり(別文字もあり)、石敢当はある武人の名、〈当たるところ敵無き〉の意、〈敢えて当たって悪魔を払う)〉の意、など諸説があるが、要は魔除石である。日本ではおもに九州・沖繩多く本州にも少数ながらある。「石散当」とする所もある。→ 石

石敢當

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 14:21 UTC 版)

石敢當(いしがんとう[1]、いしがんどう、せきかんとう[2]、せっかんとう)は、丁字路の突き当り等に設けられる「石敢當」などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標。石敢当[2]泰山石敢當[3]石散當[2]等と書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県に多く分布する。


注釈

  1. ^ 道路のカーブに設置されている地域もある。

出典

  1. ^ 石敢当 (いしがんとう)”. 最新版 沖縄コンパクト事典. 琉球新報社 (2003年3月). 2020年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月15日閲覧。
  2. ^ a b c 石敢当(いしがんとう)の意味や使い方”. Weblio辞書. 2020年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 仲原弘哲「今帰仁村の「イシガントー」」『今帰仁村文化財調査報告書』第4集、今帰仁村教育委員会、1981年3月、3-26頁。 
  4. ^ 蒋明超「中国北方と南方における石敢當の比較研究 : 山東省と福建省を例に (2017年度奨励研究 成果論文)」『非文字資料研究』第18号、神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター、2019年9月30日、199-221頁、ISSN 2432-5481NAID 120006826204 
  5. ^ 山里純一「石敢當覚書」『日本東洋文化論集』第9号、琉球大学法文学部、2003年3月、37 -68頁。 
  6. ^ a b c 高橋誠一石敢當と文化交渉 : 奄美諸島を中心として (沿海アジアからのアプローチ)」『東アジア文化交渉研究』第1巻、関西大学文化交渉学教育研究拠点、2008年3月31日、159-177頁、ISSN 1882-7748NAID 110006944088 
  7. ^ 下野敏見南九州の伝統文化 2: 民具と民俗、研究
  8. ^ 馬場俊介. “鹿児島県” (PDF). 近世以前の土木・産業遺産. 2020年2月15日閲覧。
  9. ^ 近世以前の土木・産業遺産 宮崎県 (PDF)
  10. ^ “足利で江戸期の「石敢当」見つかる 魔よけとして建立、関東では希少”. 下野新聞SOON. (2010年5月21日). オリジナルの2010年9月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100921013834/http://mm.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20100520/325283 
  11. ^ 川崎駅前石敢當/石敢当”. www.manabook.jp. 2018年8月25日閲覧。
  12. ^ 小玉正任『石敢当』琉球新報社、1999年


「石敢當」の続きの解説一覧

石敢當

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 05:23 UTC 版)

安全+第一 大知マン」の記事における「石敢當」の解説

沖縄建物にある魔除け石碑この中仕込まれセンサー土地の霊を監視しており、霊の反応感知するガイストマップ信号送られてくる。

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石敢當

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/27 01:03 UTC 版)

千方神社 (加須市中央)」の記事における「石敢當」の解説

石敢當(せきかんとう)は文化年間市場神様として加須五・十市世話人らにより信仰されていたと伝承されている。石敢當の信仰九州地方では多く見受けられているが、関東地方においては極めて稀である。この石敢當は1954年昭和29年10月中央2丁目塩田鉄工所の裏所在していたもの遷座されたものである。石敢當の石碑筆跡亀田鵬斎により記されたものである

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「石敢當」を含む「千方神社 (加須市中央)」の記事については、「千方神社 (加須市中央)」の概要を参照ください。

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