真雅とは? わかりやすく解説

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しんが 【真雅】

平安初期真言宗僧。空海の弟。東大寺別当東寺長者清和天皇帰依を受け宮中輦車宮城内での乗車)を許された。東密草創期基礎を築く。仁孝天皇からの贈号法光大師。(八〇一~八七九)→ 東密

真雅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 07:01 UTC 版)

真雅(しんが、延暦20年(801年) - 元慶3年1月3日879年2月1日))は、平安時代前期の真言宗。父は佐伯田公空海の弟。讃岐国多度郡屏風浦の出身。空海の十大弟子の一人。清和天皇の誕生以来の護持僧で、天皇とその外祖父藤原良房から厚い信任を得る。清和天皇の御願寺である貞観寺の開基。貞観寺僧正・法光大師と称される。


  1. ^ この年、空海が唐から帰国後初めて上京し高雄山寺に入った。
  2. ^ この年4月に嵯峨天皇が譲位し、淳和天皇が即位している。史料にはどちらの天皇か記されていない。
  3. ^ この年3月、空海入滅。前の別当は空海か?
  4. ^ 江談抄』巻二は、惟仁親王の護持僧である真雅と、文徳天皇の第一皇子惟喬親王の護持僧だった真済が不仲だったと伝えている。惟喬親王の母は真済と同じ紀氏。
  5. ^ 「本朝伝法灌頂師資相承血脈」(『大日本古文書』家わけ19、醍醐寺文書之一、279号)所載。


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