真間手児奈

デジタル大辞泉

まま‐の‐てこな【真間手児奈】

読み方：ままのてこな

《「ままのてごな」とも》下総(しもうさ)国葛飾(かつしか)（千葉県市川市真間）に住んでいたという伝説上の女性。万葉集の山部赤人・高橋虫麻呂の歌によると、多くの男性の求婚にたえられず、真間の海に入水自殺したという。→手児奈

真間手児奈をまつった、市川市の手児奈霊堂

世界宗教用語大事典

ままのてこな 【真間手児奈】

下総国葛飾郡真間にいたという伝説上の美女。多くの男性に言い寄られて煩悶し、投身自殺したという。『万葉集』に山部赤人・高橋虫麻呂らの追弔歌があり、千葉県市川市真間に祀った祠がある。真間の娘女。

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手児奈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/02 10:13 UTC 版)

手児奈（てこな）とは、真間（現:千葉県市川市真間）に奈良時代以前に住んでいたとされる女性の名前。「手古奈」、「手児名」などとも表記する。