盤双六とは? わかりやすく解説

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盤双六

読み方:バンスゴロク(bansugoroku)

すごろく一種

季節 新年

分類 人事


すごろく

(盤双六 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 03:25 UTC 版)

すごろく双六、槊)とは、サイコロを振って、出た目に従って升目にあるを進めて上がりに近づける盤上遊戯(ボードゲーム)。古代インドの発祥で、日本では奈良時代中国から伝来した[1]


注釈

出典

  1. ^ 双六』 - コトバンク
  2. ^ 『事物紀原』投子「『続事始』曰陳思王曹子建制双陸、投子二。」
  3. ^ 『日本書紀』、巻三十
  4. ^ 木画紫檀双六局”、正倉院宝物紹介(宮内庁)
  5. ^ 酒井欣『日本遊戯史』建設社、1934年、165頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466299/87 
  6. ^ 柳亭種彦還魂紙料(すきかえし)』1826年https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100183454。"此雙六の起に種々の説あり。まづ漢土に選仏図といふ者あり。それを写しゝ者といへり。長胤が『名物六帖』に『五雑組』を引て選仏図(じやうどすごろく)と仮字を附たり。まへに載し『潜蔵子』も此説によりて遷仏図の字を用ひし歟。又一説、往古より名目雙六といふ物あり。是は初学の僧に天台の名目を覚させん為に作る物にて、弘安中の或書に未学の僧を罵る詞に「名目雙六も知らずや」といふことありとぞ是を絵双六にひきなほしゝが起なりとも云。又異説、昔熊野比丘尼が地獄極楽の絵巻をひらき婦女子に投華させて絵説せしに思ひよせて製しとも伝聞り。(おそらくは選仏図に起るといふ説是ならん歟)"。 
  7. ^ 章安・湛然『大般涅槃経疏』「波羅塞者、梁武云双陸、此起近代。」
  8. ^ 魏書』術芸列伝「高祖時(中略)趙国李幼序・洛陽丘何奴並工握槊。此蓋胡戯、近入中国云。胡王有弟一人遇罪、将殺之、弟従獄中為此戯以上之。意言孤則易死也。世宗以後、大盛於時。」
  9. ^ 梁書鮑泉列伝「賊騎至、百姓奔告、方諸与泉方双陸。」
  10. ^ 辻本敬順 『くらしの仏教語豆辞典(下)』 本願寺出版社、2008年、12-13頁 ISBN 978-4894161252


「すごろく」の続きの解説一覧

盤双六

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:56 UTC 版)

すごろく」の記事における「盤双六」の解説

Clip 盤を担いで運ぶ(「鳥獣戯画」(12世紀)より) Clip 朱雀門の鬼双六を打つ紀長谷雄(「長谷雄草紙」(14世紀)より) 盤双六(ばんすごろく)は二人で遊ぶボードゲームであり、古い形のバックギャモン一種である。盤上配置され双方15個の石をどちらが先に全てゴールさせることができるかを競う片方プレイヤー黒い石を、もう一方プレイヤーは白い石を使う。平安時代は上手が黒とされ、江戸時代には上手が白とされた。 さいころの目に合わせて二つの石を動かすか、あるいは一つの石を二回進めることができる。後戻りできない相手の石が二つ以上あるマス目には進めない。 石をすべて内地(インナーボード)に入れた段階で勝ち(バックギャモンのベアリングイン相当)。これを「入勝(いりがち)」という。 相手の石が一つだけ存在するマス目に石を移動した場合相手のその石(「端石」、ブロットに相当)を一時的にゲームから取り除くことができる。これを「切る」という。 切られた石はマス目の外に置かれる。石を切られプレーヤー自分の手番が来たとき、切られた石を動かしてマス目に戻さなければ他の石を動かせない。 相手進めないマス目六つ連続作ることを「蒸す」といい、重要な戦術としていた。(上田竹翁の『新撰雙陸稽古明治三十年、青木嵩山堂による) ダブリングキューブはない。(ダブリングキューブは1920年代アメリカで発明された)

※この「盤双六」の解説は、「すごろく」の解説の一部です。
「盤双六」を含む「すごろく」の記事については、「すごろく」の概要を参照ください。

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