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さいころ 3 4 【▼賽▽子/〈骰子〉】
物語要素事典 |
さいころ
『大鏡』「師輔伝」 九条師輔の娘安子が冷泉院を懐妊していた頃、庚申待ちの夜に、師輔が双六をしようと言い、「もし懐妊中の御子が男子であるならば、重六出よ」と言って、さいころを振った。すると、ただ一度で六の目二つが出た。
『夜のさいころ』(川端康成) 芸人たちの旅興行に同行する青年水田が、踊り子みち子に「さいころで何か占ってくれ。一が出たら恋愛しようか」と持ちかけ、さらに「五ついちどきに振って、みんな一が出せるかい」と聞く。何日か後の夜、みち子は一人練習して、水田が部屋に来た時、五つのさいころすべてに一を出して見せる。
★2a.さいころ賭博。
『狸賽』(落語) 男が狸をさいころに化けさせ、壺皿に伏せたさいころの目を当てる「ちょぼ一」をやる。男が「一」「二」などとつぶやくと、狸がその通りの目を出すので、仲間が怪しむ。男は困って、「五」と言う代わりに「梅鉢。天神様」と唱えて壺皿を開けると、狸が菅原道真に化けていた。
★2b.さいころを、わざと壺皿の外へ転がし、しかもそれに気づかないふりをする。
『看板のピン』(落語) 老親分が、子分たちと「ちょぼ一」をやる。老親分が壺皿を伏せると、さいころが外に転がって、ピン(一の目)が出る。子分たちは「親分も、もうろくしたなあ」と思いつつ、皆、ピンに張る。それを見た老親分は、「看板のピンはしまうぞ」と言って、そのさいころを袂に入れる。壺皿の中には、もう一つさいころがあって六の目が出ており、老親分が一人勝ちする。
『座頭市物語』(三隅研次) 盲目の座頭市が、丁半賭博の壺振りを買って出る。彼が壺皿を伏せると、さいころが外に転がって、半(=奇数)の目が出る。皆は心の中で座頭市をあざけり、半に張る。座頭市は、転がっているさいころを手探りし、「おや。袂から落としてしまったか」と言って、懐にしまいこみ、それから壺皿を開ける。中のさいころは丁(=偶数)の目だった。
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サイコロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/28 09:50 UTC 版)
(さいころ から転送)
サイコロ(骰子、賽子)、または賽(さい)、ダイス(dice)は主として卓上遊戯や賭博などに用いる小道具で、乱数を発生させるために使う。
- ^ 朝鮮サイコロ・中国サイコロの数理
- ^ 灰になった新羅時代の14面体のサイコロ上・下(朝鮮日報)
- ^ 公平なサイコロを作ってみよう
- ^ バトルえんぴつのように、転がして使うことを意識した鉛筆も発売されている。
- ^ 松田道弘 「世界最古のシミュレーション・ウォーゲーム「チャトランガ」」『ベストゲーム・カタログ 遊びの新世界をパトロール』 社会思想社〈現代教養文庫〉、1993年9月30日(原著1988年)、206-262頁。ISBN 4-390-11482-4。
- ^ 石井敎道編『昭和新修 法然上人全集』(浄土宗開宗八百年記念出版)平樂寺書店、1955年、1181-1187頁
- ^ ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ホームページ>チベットの占い「占いと仏教」「さいころによる占い」
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さいころ
出典:『Wiktionary』 (2010/11/06 10:48 UTC 版)
名詞
- 放り投げて、無作為な数値を得ることのできる用具。角・象牙・化学樹脂などでできた小さい立方体で、その各面に、反対側の面との合計が七になるように一から六までの点を記したものが、一般的である。他の形状でも、乱数を発生させるため、通常は正多面体または双対多面体のものが普通である。
類義語
翻訳
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