登場楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 16:54 UTC 版)
単行本2巻によると、かわぐちかいじは作画用資料としてこれらの楽器の実物を入手しているとのことである。 ギブソン・J-160E レイが「フライド・エッグ」時代に所持していたギター。ショウとマコトがレイの演奏を初めて見たとき、レイは本ギターを手にしていた。史実ではジョン・レノンとジョージ・ハリスンが所有していた。 ヘフナー バイオリンベース 500-1 史実ではポール・マッカートニーが愛用したエレクトリックベース。通称「バイオリン・ベース」。レイを「ファブ・フォー」に誘った際、マコトは本ベースを手に得意曲「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を歌った。タイムスリップ後、レコードデビューを控え、銀座の一流楽器店「銀座ヤマネ楽器」で手に入れようとするが、扱っていなかった。だが、店主は本ベースを求めるマコトに並木通りにあるという海外雑貨専門店「一刻堂商事」ならば、情報だけでも手に入るのではないかと教え、実際に出向いた店の倉庫の中にあった「ヨーロッパから仕入れた変わった楽器」の中にあったのを発見し、同じく発見したリッケンバッカー325を手にしたショウと一緒に試し弾きをした。その試し弾きを聴いた猪狩は、電話を受けてやって来たマキに感動の涙を流しながら「俺たちこんな美しい曲に出会えて、それを世に出せる」と語った。 ギブソン L-50 ショウがかつて弾いて絶賛したギター。マコトは「花笠興業」の熊野の私物である本ギターを使って「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を歌い、さらにショウのためにこのギターを借りる約束を取り付けた。その後、ショウはこのギターを手に、マコトと共にハワイアンのダンスパーティーに望む。 グヤトーン LG-70 日本の国産エレキギターで、プロ向けの品。エレキギターの流通量が少ない1961年の日本で手に入る物としては上級品だが、ファブ・フォーの求めているものではなかった。 グレッチ DUO Jet 史実ではジョージ・ハリスンが愛用したエレキギター。ショウは「銀座ヤマネ楽器」でこれが海外からの取り寄せ品ながら、注文してから1か月で手に入ると店主から聞かされ、感動した。 リッケンバッカー・325 史実ではジョン・レノンが愛用したエレキギター。「一刻堂商事」の店主が買い付けて倉庫にしまっておいた「ヨーロッパから仕入れた変わった楽器」の中にあった。店主いわく「日本人は見る目がなくて、全く売れない」とのことだったが、これを発見したショウとマコトは予想外の一品との遭遇に大変驚いた。その後、念願のバイオリンベースを手に入れたマコトの横でショウは本ギターを調整し、試し弾きした。
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