海外における言語島の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 17:31 UTC 版)
大量移住もしくは周囲の同化によるものハンガリー語 - ウラル語族に属しながらインド・ヨーロッパ語族話者に包囲される。 ルーマニア国内におけるハンガリー語 - トリアノン条約でハンガリー領からルーマニア領に変わったのちもハンガリー語話者が留まり続けたため。 ユダヤ諸語 ソルブ語 - ドイツ語話者に包囲されたため。 アルゲーロ - カタルーニャ移民が発展させた町であるため、サルデーニャにありながらカタルーニャ語の一種が使用される。 バスク語 - ロマンス語話者に包囲されたため。 ブラーフーイー語 - インド・ヨーロッパ語族話者に包囲されたため。ドラビダ語族には同様に言語島となったものがいくつかある(下図参照)。 ケベック・フランス語 - 17世紀頃フランス領時代にフランス各地から多くの移民が入植したため。 マラガシ語 - 紀元前5世紀、ボルネオ南東部から移住してきたため。 アラビア語中央アジア方言 - 遊牧アラブ人の移住による。 周囲からの隔絶によるものブルシャスキー語 - 山岳による。 ヴォート語 - 川や湖により交通が不便なため。 ウラル語族の分布。ハンガリー語は同語族の他言語とは地理的に大きく離れている。 ベルギーはオランダ語圏(黄色)とフランス語圏(赤色)に大分されるが、ブリュッセル(橙色)はオランダ語圏にあってフランス語が優勢な地域である。 ルーマニアの言語事情。紫色がルーマニア語使用地域、緑色がハンガリー語使用地域。 ドイツのソルブ語使用地域(ピンク色) ドラビダ語族の使用地域(赤色)。地図左上がブラーフーイー語。 主なアラビア語中央アジア方言の言語島。
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