浅原
浅原
浅原
〒710-0007 岡山県倉敷市浅原
〒738-0223 広島県廿日市市浅原
浅原
浅原
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 19:55 UTC 版)
菅生の中北部に位置し、福山の南麓となる。古刹・安養寺の門前町として発達した古い集落を中心とした山あいの地区である。近世には岡山藩領分であった。『備中村艦』には、437石4斗4升石の石高が記録されている。 平安時代に当地に朝原寺という大寺があり、その門前集落が起源で、地名もその寺に由来する。延元元年の福山合戦のとき、朝原寺は傘下の諸坊とともに足利方の宿営にあたった。しかし、出発の際に焼き払われて毘沙門堂一宇のみを残すのみとなった。後年に末寺の安養寺が朝原寺跡に移ってきて、素戔嗚神社に奉仕し、また毘沙門堂に残った40余りの木像を護持した。暦応年間に朝原から浅原に表記を改めているが、朝原寺焼亡が理由とされる。 地域には、安養寺・祇園宮・浅原大教会・天王池・朝原温泉などの史跡・名称が多く、かつては倉敷の奥座敷として四季を通じて訪れる人が多かった。安養寺からは平安期の経塚が出土している。 戦後、日当たりの良い南斜面を活用した路地ブドウ栽培が盛んになった。
※この「浅原」の解説は、「菅生 (倉敷市)」の解説の一部です。
「浅原」を含む「菅生 (倉敷市)」の記事については、「菅生 (倉敷市)」の概要を参照ください。
- >> 「浅原」を含む用語の索引
- 浅原のページへのリンク