浄め

デジタル大辞泉

きよめ【清め／^▽浄め】

読み方：きよめ

１ よごれを除き、清浄にすること。

「まだ—もやらぬ火皿のマッチ巻莨(シガー)の骸(から)と共に」〈蘆花・不如帰〉

２ 罪やけがれなどの不浄を取り除くこと。また、その役割をするもの。「—の火」「お—」

日本語活用形辞書

浄め

読み方：きよめ

【文語】マ行下二段活用の動詞「浄む」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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浄め

読み方：きよめ

マ行下一段活用の動詞「浄める」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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文語活用形辞書

浄め

読み方：きよめ

マ行下二段活用の動詞「浄む」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「浄む」の口語形としては、マ行下一段活用の動詞「浄める」が対応する。

口語形

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世界宗教用語大事典

きよめ 【浄め・清め】

心身の罪穢を除くための儀礼や行為。未開社会では、病人や死者が出たり、結婚や出産には穢れがともなうという観念があった。そのために浄めが行われたが、それは水・火・煙・香・血などを媒介にして行われた。インドネシアには産婦を煙でいぶす風習があり、仏教で香を用いるのもインド以来の香による浄めの遺風である。アフリカのマデイ族は神祭に集まった人に羊の血をかけて浄める。日本の水垢離や切火も浄めの行為であるが、「祓」という行為もある。→ 祓

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「浄め」の例文・使い方・用例・文例

• 葬式において,出棺後にあたりを浄めること
• (穢れに触れないよう)身体を浄めて家に篭る