こうずい‐しんわ【洪水神話】
大洪水
洪水神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 11:16 UTC 版)
「神域のカンピオーネス」の記事における「洪水神話」の解説
神の怒りで大洪水が起こり、世界が滅びる話。原型は印欧語族の原郷、もしくはそこに近い古代メソポタミアのどこかで成立したと考えられ、インド・ヨーロッパ語族の民族移動によって世界中に流布したイメージである。ギリシア神話の『デュカリオンの洪水』や『トロイア戦争』、北欧神話の『ラグナロク』、旧約聖書の『ノアの箱舟』、メソポタミアのギルガメッシュ叙事詩にある『ウトナピシュティムの箱舟』などが該当し、プラトンが書き記した《アトランティス大陸》もそれらのどれかが元ネタとされる。
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洪水神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 02:17 UTC 版)
伏羲と女媧は兄妹であり、大洪水が起きたときに二人だけが生き延び、それが人類の始祖となったという伝説が中国大陸に広く残されている。類似の説話は東南アジアや沖縄にも多数ある。洪水型兄妹始祖神話を参照。 中国の古典学者・聞一多も、雲南省を中心に民間伝承における伏羲の伝説を採集している。伏羲・女媧の父が雷公をとじこめていたが、子供たちがそれを解放してしまう。父は雷公と戦ったが、雷公が洪水を起こしたため、兄妹を残して人類が滅亡してしまう。兄妹は雷公を助けた時にもらった種を植えており、そこから生えた巨大なヒョウタンの中に避難して助かったのであり、結婚して人類を伝えたとある。聞一多は、伏羲が時に庖羲とも書かれる点に注目し、その音から、伏羲とはこの伝説の中に舟として登場するヒョウタンを指しており、そのことから「木徳」の王であるという要素も導き出されたのではないかと推論仮説している。
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