死後の受賞や表彰や再評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 17:17 UTC 版)
「ニコラ・テスラ」の記事における「死後の受賞や表彰や再評価」の解説
冒頭の説明で、磁束密度の単位名にテスラの名を用いることが選ばれたこと(「テスラ」)、LIFE誌の1999年の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」での選出、テスラが遺した資料類のユネスコ記憶遺産への登録、などを紹介したが、他にもさまざまな記念や顕彰が行われている。 テスラは民族的にはセルビア人であり、セルビアでは民族の偉人として高く評価されている。なお、最も偉大なクロアチア人としても選出されている。テスラの遺品や発明品を中心に、彼の生涯を顕彰したニコラ・テスラ博物館(英語版)は1952年にユーゴスラビア政府によってベオグラードに設立され、同国が分裂しセルビアとなったのちも存続しており、テスラの遺品や文献を多数所蔵・展示している。同国ではテスラの肖像が、科学技術の発展に著しく貢献したとして100ディナール通貨に使用されているほか、同国最大の火力発電所も彼の名を取りニコラ・テスラ発電所とされ、首都ベオグラードにある空港も、テスラの名にちなんでベオグラード・ニコラ・テスラ空港と命名されている。また生地スミリャンは現在クロアチア領となっており、ここにもテスラの記念館が建設されている。 テスラにちなんだ命名・顕彰は両国以外にも多数存在する。IEEEでは、1975年にテスラの名前を冠した「IEEE ニコラ・テスラ賞(英語版)」が設けられた。また米国の電気自動車メーカーの「Tesla」の社名もニコラ・テスラへの賞賛をこめて名づけられた。
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