歴史・外見上の特徴とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 歴史・外見上の特徴の意味・解説 

歴史・外見上の特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 04:09 UTC 版)

ビション・フリーゼ」の記事における「歴史・外見上の特徴」の解説

フランス原産。「ビション」はマルチーズ、「フリーゼ」は巻き毛という意味。特徴純白巻き毛愛玩犬にもかかわらず特殊な遺伝的疾患もなく、きわめて健康的な体質健全な心をもつ稀な犬種でもある。その起源古く14世紀にはその存在認められている。体重は3kg ~10kgで個体差大きい。 地中海沿岸で「バルビー」と呼ばれていた大型ウォータードッグと、白い小型犬マルチーズ等)を掛け合わせて作られたのが起源。この掛け合わせは「バービションズ」という系統として確立されその後「ビション」と省略された。 当時「ビション」の系統は「ビション・マルチーズ」「テネリフェ」「ボロニーズ」「ハバニーズ」の4種類分けられたが、その中で船乗りカナリア諸島テネリフェ島持ち込んだとされている「テネリフェ」が後のビション・フリーゼとほぼ同じ犬種といわれている。 14世紀には船乗りたちがテネリフェ島からイタリアへ持ち込み上流階級人々愛玩犬として注目集めた16世紀にはフランスイタリア侵攻後にフランス渡りフランソワ1世アンリ3世愛玩犬として愛され各地人気広まったヨーロッパ各地人気広まって世紀後、人気停滞気味となり上流階級愛玩犬からどこにでもいる家庭へ。道行人々に芸を披露したり、サーカスなどで大道芸人たちに愛されかろうじて生き延びることとなる。 第一次世界大戦により絶滅危機襲われることになり、保護した兵士たちもいたが、この犬種絶滅から救おうという動きはほとんどなかったに等しい。後に数人フランス人繁殖家たちがビション・フリーゼ救済運動乗り出し1933年正式に「ビション・プワル・フリーゼ」(巻き毛のビション)と命名されるその後第二次世界大戦により再び存続の危機見舞われるが、1950年代アメリカ持ち込まれ綿帽子のような大きな頭の「パウダーパフスタイル開発された。その斬新なヘアー・カットからたちまち人気集め1971年にはAKC承認された。

※この「歴史・外見上の特徴」の解説は、「ビション・フリーゼ」の解説の一部です。
「歴史・外見上の特徴」を含む「ビション・フリーゼ」の記事については、「ビション・フリーゼ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「歴史・外見上の特徴」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「歴史・外見上の特徴」の関連用語

歴史・外見上の特徴のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



歴史・外見上の特徴のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのビション・フリーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS