武田麟太郎とは? わかりやすく解説

たけだ‐りんたろう〔‐リンタラウ〕【武田麟太郎】

読み方:たけだりんたろう

19041946小説家大阪生まれ新感覚派手法による小説暴力」でプロレタリア文学作家として出発、のち市井(しせい)の庶民生態描いた日本三文オペラ」などを発表雑誌人民文庫」を主宰。ほかに「銀座八丁」「一の酉(とり)」「井原西鶴」など。


武田麟太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 12:53 UTC 版)

武田 麟太郎(たけだ りんたろう、1904年(明治37年)5月9日 - 1946年(昭和21年)3月31日)は、日本小説家。代表作に、『暴力』『日本三文オペラ』『市井事』『井原西鶴』『銀座八丁』『一の酉』などがある[1]。長男は詩人の武田文章(1933-1998)、次男は河出書房の編集者の武田穎介(1935-2001)。


  1. ^ 「二一 転向文学――武田麟太郎(1904~1946年)」(キーン現代4 2012, pp. 306–321)
  2. ^ a b c d e f g 「第一章 場末の童謡――その生い立ち」(大谷 1982, pp. 7–25)
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 「第二章 自我の情景――今宮中学時代」(大谷 1982, pp. 26–47)
  4. ^ a b 「文学的自叙伝」(新潮 1935年1月号)。大谷 1982, pp. 34–35
  5. ^ a b c d e 「第三章 若い環境――京都・三高時代」(大谷 1982, pp. 48–74)
  6. ^ a b 武田麟太郎「梶井基次郎の靴と鞄」(三田新聞 1934年4月20日号)。別巻 2000, pp. 58–60に所収
  7. ^ ズックカバンの現物写真はアルバム梶井 1985, p. 52
  8. ^ 「第七章 天に青空、地は泥濘――本郷と目黒にて」(大谷 2002, pp. 137–161)
  9. ^ a b 「第四章 風速五十米――本郷長栄館時代」(大谷 1982, pp. 75–101)
  10. ^ a b c d e f g h i 「第五章 戦後の出発――自己変革の時代(二) 第二節 三島由紀夫の登場、武田麟太郎の死」(森本・上 2014, pp. 591–608)
  11. ^ 「武田麟太郎年譜」(大谷 1982, pp. 403–441)
  12. ^ 武田麟太郎「ひとで」(夕刊新大阪 1946年2月-)
  13. ^ 武田麟太郎「田舎者」(旬刊ニュース 1946年1月)
  14. ^ 「武田麟太郎と島木健作」(人間 1946年5月号)。評論1 1982, pp. 490–517に所収
  15. ^ 高見順『終戦日記』(文春文庫、1992年1月)。森本・上 2014, pp. 602–605
  16. ^ 吉行淳之介『定本・酒場の雑談』(集英社 1989年)、「スルメと焼酎」より。


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武田麟太郎

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梶井基次郎」の記事における「武田麟太郎」の解説

三高後輩武田は文甲。三高校会誌『嶽雑誌』に短編銅貨」を投稿した武田に、基次郎グラウンドで声をかけて知り合う。「三高の主」として有名人だった基次郎無頼風体におじけている武田に、基次郎は親切で優しい態度で、武田期待寄せ言葉言ったそれ以来親しく交流し、基次郎三高卒業後に愛用のズックカバンと登山靴をもらい受けた

※この「武田麟太郎」の解説は、「梶井基次郎」の解説の一部です。
「武田麟太郎」を含む「梶井基次郎」の記事については、「梶井基次郎」の概要を参照ください。

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