橘氏後裔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 06:25 UTC 版)
氏族 有良朝臣 広岡朝臣 小鹿島氏 楠木氏(伝承) - 『太平記』などの文学作品では、橘氏の支流で敏達天皇・橘諸兄の後裔とされる。後醍醐天皇を奉じた鎌倉幕府の打倒により楠木氏の名を一躍天下に知らしめた楠木正成自身、建武2年(1335年)8月25日の『法華経』奥書(湊川神社宝物)で橘朝臣正成を称している。また『橘氏系図』も正成を橘氏として扱っている。正成の三男、楠木正儀は弘和2年/永徳2年(1382年)に南朝において参議へ昇任し、橘恒平以来399年ぶりの橘氏公卿となった(北朝を含め、11世紀以降で最後の任官)。しかし、歴史的事実としては出自不明。伊予橘氏の支流ではないか、という説もある。 人物 橘千蔭 - 江戸時代中期から後期にかけての国学者・歌人・能書家。加藤千蔭。橘氏後裔を自称。 橘守部 - 江戸時代後期の国学者。 橘曙覧 - 幕末期の歌人。橘氏後裔を自称。
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