森田公一の青春ベストテンとは? わかりやすく解説

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森田公一の青春ベストテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 19:25 UTC 版)

ラジオ・リクエスト大賞 森田公一の青春ベストテン』(ラジオ・リクエストたいしょう もりたこういちのせいしゅんベストテン)は、かつてTBSラジオで毎週、日曜日の朝8時5分に放送された番組。1977年4月から1989年3月まで放送された。

概要

番組タイトルである『森田公一の青春ベストテン』の“青春”は、森田公一とトップギャランのヒット曲『青春時代』から由来されるものである。番組DJは森田公一と当時TBSアナウンサーの小島一慶。番組内においては小島が森田を「先生」と呼んで進行した。

ラジオリスナーからのリクエストと、TBSと結びつきが強い北海道HBCラジオ静岡SBSラジオ大阪MBSラジオ[1]広島RCCラジオ福岡RKBラジオの同種のランキング番組[2]の週間ランキングも反映して、その週のランキングが決定されていた。また、TBSテレビの『ザ・ベストテン』の四要素の一つであるラジオ総合ベスト10のTBSのランキングとして活用されていた。

ラジオベストテン情報は小島が担当していたが、同番組100回目の時には、同時期にレギュラーだった天地真理が出演した。天地は1977年ごろから休業状態だったが、森田公一が率いるトップギャラン10周年公演へのサプライズ出演をきっかけに1979年6月からこの番組のアシスタントに加わり、復帰の足掛かりを作った。

本番組ではベスト3予想を募集しており、1位から3位までの予想をはがきで応募、全て的中したのが1人の場合はその人に5万円、的中者が複数いた場合はその人数分5万円を山分け(10名の場合は1人に5000円)されて贈られた[3]

また、リスナーから送られて来た詞に森田が即興で曲を付けるコーナーも存在。このコーナーで作られた曲はカセットテープに録音されて採用されたリスナーに贈られていた(1977年・1978年当時)[4][5]

なお、番組自体はTBSローカルではなく、先述のランキング協力局にもネットされていた[6]

協賛は初期はライオン油脂(現・ライオン)で、後期は明治乳業明治ボーデン(現・株式会社明治の乳製品部門)[7]、そしてセブン-イレブンへと引き継がれた。

1989年3月をもって放送が終了。12年の放送に幕を降ろした。

類似形態の番組

脚注

  1. ^ 朝日放送ラジオの順位も稀に発表していた。
  2. ^ ベストテンほっかいどう』『SBS歌謡ベストテン』『RKBベスト歌謡50』などが該当。
  3. ^ ラジオライフ』第2巻第6号、三才ブックス、1981年9月1日、25頁。 
  4. ^ 明星 1978年8月号 137頁 ラジオ特集ページ
  5. ^ 季刊ランラジオ(自由国民社)1977年5月号 41頁(「東京放送」番組表)
  6. ^ 途中からネットを開始した局もあれば、編成上の関係で途中でネットを打ち切った局もある。
  7. ^ ボーデンは明治乳業とのライセンス解消後、ロッテに引き継がれている。
TBSラジオ 日曜日 8:05 - 9:00 枠
前番組 番組名 次番組
ヤングアイドルNo.1
(8:05 - 8:30)
ホットヒット歌謡曲
(8:30 - 9:00)
森田公一の青春ベストテン
(1977年4月〜1989年3月)
TBSサンデーベストテン



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